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『死生学1 死生学とは何か』

島薗 進・竹内 整一 編 20080521 東京大学出版会,280p.

last update:20110513

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島薗 進・竹内 整一 編 20080521 『死生学1 死生学とは何か』,東京大学出版会,280p. ISBN-13: 978-4130141215 ASIN: 413014121X \2940 [amazon][kinokuniya] ※ et-t

■内容

内容紹介
死生学は新しい学問分野である――.今日,人びとは死を前にしてよりどころを喪失し,強い不安のなかにいる.そのような時代に死生学が果たすべき役割は大きく,また切実である.死生学の輪郭を明らかにするとともに,現代の死生観を多彩な執筆陣で探究する.

レビュー
山折哲雄氏(元国際日本文化研究センター所長)「推薦のことば」
人はやがて死ぬ.または,人はかならず死ぬ.
この「やがて」と「かならず」の間に立って,
人は悩み,苦しみ,救いを求める.
本シリーズが扱う世界であるが,この「死生学」こそ,
まさに「こころの環境学」なのだ.

■目次

I 死生学とは何か
1章 死生学とは何か――日本での形成過程を顧みて(島薗 進)
2章 死生学と生命倫理――「よい死」をめぐる言説を中心に(安藤泰至)
3章 生権力と死をめぐる言説(大谷いづみ)
4章 アメリカの死生観教育――その歴史と意義(カール・ベッカー)
5章 英国における死生学の展開:回顧と現状(グレニス・ハワース)
II 死の臨床をささえるもの
6章 生と死の時間:〈深層の時間〉への旅(広井良典)
7章 なぜ人は死に怯えるのだろうか(芹沢俊介)
8章 エリザベス・キューブラー・ロス
――その生と死が意味すること。(田口ランディ)
9章 「自分の死」を死ぬとは(大井 玄)
10章 死の臨床と死生観(竹内整一)

■言及

◆立岩 真也 2015 『死生の語り・2』(仮)  文献表


*作成:大谷 通高
UP: 20110513 REV:
死生学 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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