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『心身健康科学概論』

久住 眞理 20080520 人間総合科学大学,238p.


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■久住 眞理  20080520 『心身健康科学概論』,人間総合科学大学,238p. ISBN-10:4877383344  ISBN-13: 9784877383343  \2730 [amazon][kinokuniya] ※mp

■内容
私たち人間は、生命の誕生以来どのような歴史を経て、現在、どのような環境のもとにいるのだろうか。また、人間の存在や健康について今何が語られているのだろうか。人間の特異性やこころとからだの相関性、生命と環境との相互作用はどこまで理解されているのだろうか。本書「心身健康科学概論」では、いくつかの章の中で、心身の有機的関連性を軸に、「生命」、「人間」、「健康」、「精神」をキーワードにして、人類が求め続けてきた健康とは何かについて考えていく。本書では、あらゆる人々が心身の健康を遍く享受するために、新たな統合科学(メタサイエンス)として心身健康科学という学問領域が必要であることを多角的なアプローチによって論ずる。その際に「健康のあり方」や「人類の幸福」とともに、生命進化の視点から「人・自然・文化との共生」や「生態系との共存」、さらに「生きる価値」や「真の生きがい」といった論点にも触れ、私たちが本当に求めているQOL創出のための知恵として"Knowledge for well-being(「よりよく生きる」ための知恵)"という概念を提示した(本文「はじめに」より)。

■目次
第1章 心身健康科学のめざすもの
     第1節 現代社会と心身健康科学
     第2節 心身健康科学のめざすもの
第2章 心身相関の基礎
     第1節 こころとからだを繋ぐメカニズムの基礎
     第2節 脳の発生と脳の成長
     第3節 脳とこころの健康
第3章 心身の相関性を理解する
     第1節 こころとからだの免疫学
     第2節 栄養と食からみたこころ・脳・からだ
     第3節 乳幼児のこころとからだと共感的コミュニケーション
     第4節 こころとからだの老化とサクセスフルエイジング
     第5節 女性のライフサイクルと心身の健康
第4章 心身健康科学の展開
     第1節 メンタルヘルスマネジメントと心身健康科学
     第2節 ヘルスプロモーションと心身健康科学
     第3節 生命文化と心身健康科学
終 章 心身健康科学の展望――体系化から一般化へ


■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:角崎 洋平 
UP:20090218 
医療と心理学  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
 
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