『生命の倫理〈2〉優生学の時代を越えて』
山崎 喜代子 編 20080425 九州大学出版会,328p.
last update:20110510
■山崎 喜代子 編 20080425 『生命の倫理〈2〉優生学の時代を越えて』,九州大学出版会,328p. ISBN-10:487378963X ISBN-13: 978-4873789637 \3150 [amazon]/[kinokuniya] ※ be eg
■内容
■目次
第1部 優生学を支えた科学の潮流
社会ダーウィニズムとは何だったのか―十九世紀後半におけるフランスの事例
米国優生学の開拓者ダヴェンポートと遺伝学
人種主義に利用される科学―米国における優生学
第2部 優生学の時代とその社会
優生学時代の女性
ナチズムにおける人間改良計画―「レーベンスボルン」(生命の泉)を中心に
スウェーデンにおける福祉国家建設と優生政策
近代日本の衛生思想成立過程における優生思想
第3部 優生学の時代を越えて
優生の論理と安全の論理
精神医学と生命倫理―ナチス精神医学と優生政策の反省
出生前診断・着床前診断と生命倫理―リスクの視点から考える倫理的な問題
診療と研究の境―臨床試験の倫理
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:大谷 通高