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『うつ病の真実』

野村 総一郎 20080423 日本評論社,304p.

last update:20140904

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■野村 総一郎 20080423 『うつ病の真実』,日本評論社,304p. ISBN-10:4535562652 ISBN-13:978-4535562653 1700+ [amazon][kinokuniya] ※ d05. m

■内容

あれもこれもうつ病?―まかりとおる安易な解釈・診断・治療を諌め、この病気の本質を捉え直す。

■目次

第1章 あれもこれもうつ病?
第2章 進化生物学からみたうつ病の意味(その1)――ユウウツになるのは「新たな生き方を導くため
第3章 進化生物学からみたうつ病の意味(その2)――「内の秩序」と「外の秩序」の相克
第4章 ギリシャ悲劇にみるうつ病(その1)――アイアス将軍の「気の病い」
第5章 ギリシャ悲劇にみるうつ病(その2)――現代社会との共通項
第6章 古代ギリシャ医学のうつ病観――うつ病を真正面から論じた最初の学者アリストテレス
第7章 旧約聖書にみるうつ病――うつ病治療・予防の手引として読めるヨブ記
第8章 意識の誕生とうつ病の発生――ジェインズの理論とユウウツ・うつ病
第9章 ローマ時代からルネサンス期に至るうつ病――身体的病理を連想させたメランコリー
第10章 メランコリーから躁うつ病へ――クレペリンの登場
第11章 現代的うつ病の概念――「双極か単極か」「内因か外因か」
第12章 操作的診断の登場とうつ病観の変質――アメリカ流グローバル・スタンダード
第13章 操作的診断の問題点――多軸診断でうつ病を定義しうるのか
第14章 病前性格論と双極スペクトラム――躁うつ病とうつ病との関係の再考
第15章 うつ病治療の概念(その1)――体質論と精神療法の歴史
第16章 うつ病治療の概念(その2)――薬物療法の歴史
第17章 うつ病の化学――モノアミンを超えて
第18章 細胞ストレス反応とうつ病の正体――セロトニンの奥深くにあるもの
第19章 うつ病の真実はみえてきたか――歌条活動とうつ病

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP: 20140904 REV: 20140904
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