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『バイリンガルでろう児は育つ――日本手話プラス書記日本語で教育を!』

全国ろう児をもつ親の会 編/佐々木 倫子 監修 20080310 生活書院,177p.


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■全国ろう児をもつ親の会 編/佐々木 倫子(ささき・みちこ) 監修 20080310 『バイリンガルでろう児は育つ――日本手話プラス書記日本語で教育を!』,生活書院,177p. ISBN-10: 4903690199 ISBN-13: 978-4903690193 \2100 [amazon][kinokuniya] ※ b h02b

■内容

出版社/著者からの内容紹介
手話を知り、手話で語り、手話で考え、手話で教育を受ける......自然でごく当然のことの実現へ! 
世界のバイリンガルろう教育の流れと得られた知見を紹介し、日本における実践を方向づける、ろう者、親、ろう教育関係者必読の書。

内容(「BOOK」データベースより)
手話を知り、手話で語り、手話で考え、手話で教育を受ける…自然でごく当然のことの実現へ!世界のバイリンガルろう教育の流れと得られた知見を紹介し、日本における実践を方向づける、ろう者、親、ろう教育関係者必読の書。

■著者略歴

(「BOOK著者紹介情報」より)
佐々木 倫子
国際基督教大学卒業。米国アメリカン大学大学院M.A.修了。ジョージタウン大学、アメリカン大学、ジョージワシントン大学などで日本語教育に従事後、静岡大学教養部助教授、国立国語研究所日本語教育センター第二研究室長、同センター日本語教育指導普及部長を経て、桜美林大学大学院国際学研究科教授、桜美林大学言語教育研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

日本手話と日本語対応手話(市田泰弘)
はじめに(岡本みどり)

第1章 言語的少数者の教育としてのろう教育/木村 護郎クリストフ
 1 言語的少数者とは?
 2 音声言語的少数者とろう者の共通点
 3 言語的少数者としてのろう者の特徴
 4 言語的少数者のなかのろう者
 5 ろう児にとってのバイリンガル教育の意義
 6 他の言語的少数者との連携に向けて

第2章 バイリンガル教育と、ろう児の母語としての手話言語/スクトナブ・カンガス
 1 言語の未来は
 2 言語が消滅する理由
 3 言語権人権の文脈における「差配人なき」新帝国主義的支配
 4 言語に関する権利をもつのは誰か
 5 「母語」の定義
 6 母語喪失の代償
 7 結論

第3章 手話力と学力との関係に関する研究/ジム・カミンズ(中島和子訳)
 1 はじめに
 2 音声言語における第一言語と第二言語の関係
 3 就学前幼児のアメリカ手話と英語を媒介語とする学力の獲得・増進
 4 学齢期のろう児のASLの力と英語力との関係
 5 授業言語としての手話言語使用は学力獲得に貢献するか
 6 まとめ

第4章 スウェーデンのろう学校より/ケーシュティン・オールソン(荒川明久+全国ろう児をもつ親の会訳)
 1 1980年までの流れ
 2 1981年から現在まで
第5章 日本におけるバイリンガルろう教育/佐々木倫子
 1 なぜバイリンガル教育なのか
 2 ろう児の家庭におけるバイリンガルの視点
 3 ろう児の学校におけるバイリンガルの視点
 4 コミュニティにおけるバイリンガルの視点
 5 達意のバイリンガルになるために

おわりに(佐々木倫子)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:山本 晋輔
UP: 20090814 REV:
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