『障害と開発――途上国の障害当事者と社会』
森 壮也 編 20080220 日本貿易振興会アジア経済研究所,332p. ISBN: 4258045675 4410
■森 壮也 編 20080220 『障害と開発――途上国の障害当事者と社会(研究双書No.567)』,日本貿易振興会アジア経済研究所,332p. ISBN: 4258045675 ISBN-13: 978-4258045679 4410 [amazon] ※ ds e05 h02
■内容紹介
本書は、アジア経済研究所平成17年度から18年度にかけて2年間行われた「開発問題と福祉問題の相互接近――障害を中心に」研究会の成果である。
■目次
まえがき
略語一覧
第1章 「障害と開発」とは何か? 森 壮也
第1部 「障害と開発」と政策
第2章 開発援助と障害――政策実践のためのフレームワーク 久野 研二
第3章 「障害と開発」問題への人間開発アプローチ 野上 裕生
第4章 障害者権利条約における障害と開発・国際協力 長瀬 修
第5章 障害者の司法へのアクセス――中国障害者法律扶助制度の事例 小林 昌之
第2部 「障害と開発」と障害当事者
第6章 CBR:実践における可能性と課題――マレーシアにおける事例研究 久野 研二
第7章 ろう者における人間開発の基本モデル――アフリカのろう教育形成史の事例 亀井 伸孝
第8章 途上国での自立生活運動発展の可能性に関する考察 中西 由起子
第9章 スリランカろう社会の形成とろう運動――シンハラ仏教ナショナリズムと民族紛争 加納 満
第10章 フィリピンのろう教育とろうコミュニティの歴史――マニラ地区を中心とした当事者主体の運動の形成と崩壊、復活 森 壮也
附録
「障害と開発」を理解するためのキーワード
「障害と開発」年表
索引
■引用
■言及・紹介