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『「日常的貧困」と社会的排除――多重債務者問題』

宮坂 順子 200801 ミネルヴァ書房,357p.


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■宮坂 順子 200801 『「日常的貧困」と社会的排除――多重債務者問題』,ミネルヴァ書房,357p. ISBN-10: 4623049523 ISBN-13: 978-4623049523 \5775 [amazon][kinokuniya] p0601

■内容(「BOOK」データベースより)

現代日本の「日常的貧困」ともいえる「多重債務者問題」に、著者の多重債務専門相談員の経験も加え、消費者教育と生活福祉の領域から、独自のジェンダー視点で接近を試みる。また、詳細な実態把握を通して、多様な問題性を明らかにし、多重債務者問題を「社会的排除」の貧困概念に位置付け、解決に向けた方策を検討する。

内容(「MARC」データベースより)
「多重債務者問題」に、消費者教育と生活福祉の領域から、独自のジェンダー視点で接近。詳細な実態把握を通して、多様な問題性を明らかにし、この問題を「社会的排除」の貧困概念に位置付け、解決に向けた方策を検討する。

■目次

序章 多重債務・貧困・消費・ジェンダー
第1章 多重債務者問題と消費者信用の浸透
第2章 家計の負債とその増加要因の検討
第3章 世帯形態の違いで異なる多重債務の状況―相談記録の分析から
第4章 債務の増加過程と家族の関係性―インタビュー調査・家計調査から
第5章 債務整理後の生活格差―アンケート調査から
第6章 ジェンダーセンシティブな消費者教育を求めて―二つのアンケート調査から
第7章 多重債務者問題・「日常的貧困」・ジェンダー
終章 多重債務者問題が投影する現実と残された課題
資料

■著者紹介

宮坂順子[ミヤサカジュンコ]
1950年生まれ。1973年日本女子大学家政学部卒業。2002年横浜国立大学大学院教育学研究科修了(修士「教育学」)。2005年昭和女子大学大学院生活機構研究科博士後期課程修了(博士「学術」)。現在、昭和女子大学生活科学部生活環境学科非常勤講師(消費者経済学)、昭和女子大学女性文化研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■言及

橋口 昌治 20090910 「格差・貧困に関する本の紹介」,立岩 真也・村上 慎司・橋口 昌治 20090910 『税を直す』,青土社,350p. ISBN-10: 4791764935 ISBN-13: 978-4791764938 \2310 [amazon][kinokuniya] ※ t07.


*作成:橋口 昌治
UP:20090902 REV:
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