『日本の移民研究――動向と目録T 明治初期‐1992年9月』
移民研究会 編 20080110 明石書店,271p.
■移民研究会 編 20080110 『日本の移民研究――動向と目録T 明治初期‐1992年9月』,明石書店,271p. ISBN-10: 4750327018 ISBN-13:978-4750327013 4830 [amazon] b
■内容(明石書店HPより)
本書は『日本の移民研究 動向と目録(1994年)』の改訂増補版である。明治以降1992年9月までに出版された移民に関する文献を幅広く収録するとともに、その解題および評価を行った。移民研究はもとより、社会学・文化人類学等々に携わる研究者必携の書。
■目次
第1部 研究史整理
part1 出移民 送り出し国に関する諸問題
第1章 基本的理解
第2章 地域的背景
第3章 移民斡旋(移民会社、金融機関、輸送機関)
第4章 移民思想・教育
第5章 母国・母村への影響
第6章 からゆきさん
第7章 沖縄県における移民史研究の現状
part2 日系人 受け入れと定着に関する諸問題
第8章 アメリカ合衆国本土
第9章 ハワイ
第10章 カナダ
第11章 ブラジル
第12章 中南米
第13章 大洋州
第14章 文学・ノンフィクション
part3 国際関係のなかの移民
第15章 総説
第16章 明治初年
第17章 日布関係
第18章 日米関係
第19章 日加関係
第20章 日豪関係
第21章 国際会議
第2部 文献目録
凡例
文献目録
■引用
■編者紹介(奥付より)
移民研究会
移民研究会は、1975年、アメリカ合衆国への日本人移民に関して研究中であった数人が、佳知晃子(元津田塾大学教授)を中心にして始めたきわめてインフォーマルな勉強会がもとになって発展したものである。現在、飯野正子(津田塾大学学長・教授)を中心に、会員も増え、活発な活動が続いている。月1回の研究発表会は30年以上続いており、会員の積極的な貢献によって支えられている。国内外の研究者や専門家を講師として招く機会も多い。移民研究会は、日本人移民、日系人に関するさまざまな分野にわたる研究を国内外に発信してきており、今後も意欲的に学術成果を示していきたいと考えている。
■言及
*作成:石田 智恵 追加者: