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『国家論――日本社会をどう強化するか』

佐藤 優 20071225 日本放送出版協会 p315.


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■佐藤 優 20071225 『国家論――日本社会をどう強化するか』,日本放送出版協会, p315.ISBN-10: 414091100X ISBN-13: 978-4140911006 1218 [amazon]※ b

■内容
出版社/著者からの内容紹介
国家とは何か? 国家とどう付き合っていくべきか?古今東西の知をベースに、大いなるテーマに挑む、著者渾身の書き下ろし、堂々600枚!

出版社からのコメント
予見される将来、国家が消滅することはありえない。ならば人は、国家という厄介な存在とどう付き合っていくべきか。9・11以降に顕著になった、国家の暴走にどう対抗すればよいのか。聖書、マルクス、宇野弘蔵、柄谷行人、スターリンの民族理論、カール・バルトの弁証法神学......古今東西の知を援用し、官僚の論理の本質や、国家が社会へ介入する様相を鋭く読み解く。
市場原理主義がもたらした格差社会を是正し、社会の連帯を高めることで、国家に対峙する術を説く。著者のインテリジェンス(特殊情報活動)の経験と、類い稀な思索から生まれた実践的国家論!

著者紹介
佐藤優(さとう・まさる)●1960年東京都生まれ。起訴休職外務事務次官・作家。同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、外務省本省国際情報局分析第一課に勤務。外交官として勤務するかたわら、モスクワ国立大学哲学部客員講師(神学・宗教哲学)、東京大学教養学部非常勤講師(ユーラシア地域変動論)を務める。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。05年2月、執行猶予付き有罪判決を受け、現在上告中。

■目次

まえがき
 問題設定
 右と左の国家観
 インテリジェンスの方法論
 実用知としての国家論
 本書の構成
 思想は人を殺す
   ナショナリズムというウイルス
 否定神学の方法

序章 国家と社会――区別されても分離せず
1 五世紀まで遡る
2 創られた民族――中央アジアの民族境界線画定問題
3 国家の暴走にどう対抗するか

第一章 社会――『資本論』で読み解く「日本社会の構造」
1 マルクスの二つの魂
2 価値形態論と国家論
3 国家登場!――原理論から段階論へ

第二章 社会への介入――「宇野経済学」で読み解く「社会のスキマ」
1 日本資本主義論争
2 貨幣が鋳貨に変わるとき
3 国家介入の四つの契機

  第3章 国家――「民族」で読み解く「ナショナリズムの本質」
1 スターリンの民族定義
2 暴力独占機関としての国家
3 ナショナリズムとは何か――否定神学的結論
4 国家と社会の起源はどこにあるのか
5 ファシズムとボナパルティズム――官僚の論理の本質

第4章 国家と神――『聖書』で読み解く「国家との付き合い方」
1 国家とは距離を置け!――バルトの革命観
2 国家という偶像
3 歴史は複数の真実を持つ

終章 社会を強化する――「不可能の可能性」に挑め!
1 良心は心の外にある
2 結語――「究極以前のもの」を通して「究極的なもの」に至る


*作成:鹿島萌子
UP: 20080625

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