『生命科学の冒険――生殖・クローン・遺伝子・脳』
青野 由利 20071210 ちくまプリマー新書,190p.
■青野 由利 20071210 『生命科学の冒険――生殖・クローン・遺伝子・脳』,ちくまプリマー新書,190p. ISBN-10: 4480687742 ISBN-13: 978-4480687746 [amazon]/[kinokuniya] ※ c19.
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内容(「BOOK」データベースより)
最先端を追う「わくわく感」と同時に「ちょっと待てよ」の倫理問題も投げかける生命科学。日々刻々と進歩する各分野の基礎知識と論点をわかりやすく整理して紹介する。
■著者
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
青野/由利
科学ジャーナリスト。毎日新聞社論説委員。東京生まれ。東京大学薬学部卒業後、毎日新聞社に入社。医学、生命科学、天文学、宇宙開発、火山などの科学分野を担当。88~89年フルブライト客員研究員(マサチューセッツ工科大学・ナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー)、97年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(広域科学専攻)、99~00年ロイター・フェロー(オックスフォード大学グリーンカレッジ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
1章 生命の始まりの科学―生殖
体外受精が可能になって、崩れた「原則」とは?
卵子、精子、胚を他人とやり取りしてもいいか
ほか
2章 生命を複製する―クローンと再生医療
クローン技術の原理は孫悟空の分身術のよう
クローン牛―おいしいお肉を大量生産するために
ほか
3章 私たちの設計図をひもとく―遺伝子
DNAと遺伝子とゲノム、どう違う?
ヒトゲノム解読は、生物学・医学のツール作りだった
ほか
4章 もっともミステリアスな器官―脳科学
「読心術」は脳科学の一分野である
脳と機械をつなぐ技術はどこまで進んでいるか
ほか
■紹介・言及
◆立岩 真也 2013 『私的所有論 第2版』,生活書院・文庫版