『連帯と承認――グローバル化と個人化のなかの福祉国家』
武川 正吾 20071120 東京大学出版会,262p.
■武川 正吾 20071120 『連帯と承認――グローバル化と個人化のなかの福祉国家』,東京大学出版会,262p. ISBN-10:
4130501690 ISBN-13: 978-4130501699 3990[amazon] p04
■内容(amazonより)
出版社/著者からの内容紹介
福祉国家とは何か。それは社会保障による給付や労働政策などによる規制をつうじて市民相互の連帯と承認を実現しようとする場である。グローバル化と個人化
にさらされる福祉国家を深く考察するとともに、東アジアを射程に入れた福祉国家論を展開する。
出版社からのコメント
年金や医療をめぐる問題など、日頃ニュースを見ているだけでも、「福祉国家」を考えさせられるテーマがとても多いことに気づきます。一般的には社会保障を
通して意識させられることの多い福祉国家ですが、さまざまに社会的な規制をかけることによっても、その力を及ぼしていることも忘れてはなりません。本書で
は、福祉国家とは何なのか、またそれをどのように考えればよいのか、根本に立ち返ってわかりやすく議論を展開していきますが、それとともに福祉国家が直面
している現代的課題にも目を向けます。