『高齢社会を生きる――老いる人/看取るシステム』
清水 哲郎 編 20071020 東信堂,208p.
■清水 哲郎 編 20071020 『高齢社会を生きる――老いる人/看取るシステム』,東信堂,208p. ISBN-10: 4887137915 ISBN-13: 978-4887137912 1890.[amazon] ※ a06.
■http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4887137915.html
【BOOK著者紹介情報】
清水哲郎[シミズテツロウ]
1947年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター・上廣死生学講座・教授。研究テーマは医療現場に臨み、患者・家族および医療従事者たちと共に、意思決定の進め方(臨床倫理学)や、死生をめぐる価値の問題(臨床死生学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
現場から考える高齢者の生・死・看取り。
知の新しい道しるべ。
家庭や地域における高齢者医療の現状と課題を捉え直し、新たな実践の場として「ナラティブホーム」をドキュメントする。
日本学術振興会人社プロジェクトの成果。
■目次
清水哲郎 「序 高齢者にとっての生と死」 清水編[2007:3-11]
T 家庭と医療現場をつなぐ
清水哲郎 「第1章 人生の終末期における医療と介護――意思決定プロセスをめぐって」 清水編[2007:15-46]
日笠晴香 「第2章 予め決めておく――事前指示をどう考えるか」 清水編[2007:47-68]
会田薫子 「第3章 食べられなくなったとき――胃瘻という選択肢の意味」 清水編[2007:69-91]
U 地域社会における生と死
竹之内裕文 「第4章 看取りの文化」の再構築へむけて――「間」へのまなざし」 清水編[2007:95-116]
田代志門 「第5章 「看取り」を支える市民活動――ホスピスボランティアの現場から」 清水編[2007:117-138]
V 高齢化医療システムの現状と課題
西本真弓 「第6章 さまよえる高齢者の現実――療養病床を持つ病院の個人データからみえてくるもの」 清水編[2007:141-164]
吉田あつし 「第7章 高齢者をめぐる医療システムのこれから――お金は大事だがすべてではない?」 清水編[2007:165-184]
佐藤伸彦 「第8章 医師が目指す「ナラティブホーム」」 清水編[2007:185-207]