『男性介護者白書――家族介護者支援への提言』
津止 正敏・斎藤 真緒 20070901 かもがわ出版,199p.
■津止 正敏・斎藤 真緒 20070901 『男性介護者白書――家族介護者支援への提言』,かもがわ出版,199p. ISBN-10: 4780301173 ISBN-13: 978-4780301175 \2100 [amazon]/[kinokuniya] ※a02,f04
■内容(「BOOK」データベースより)
迫りくる超高齢社会、その時あなたは? 調査をもとに、「介護の社会化」と家族介護者への支援を探究する。
■内容(「MARC」データベースより)
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
津止 正敏
1953年、鹿児島県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科修士課程修了。2001年から立命館大学産業社会学部教授。専門は、社会福祉・地域福祉・ボランティア論。
斎藤 真緒
1973年、秋田県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。2005年から立命館大学産業社会学部准教授。専門は、家族社会学。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はじめに
序章 男性介護者調査に取り組んで
1 二つの男性介護者調査
2 男性介護者問題への関心
第I部 男が介護するということ
第1章 男が介護するということ
1 家族介護のいま
2 高齢社会の実相
3 男性介護者の登場とその背景
4 「介護の社会化」と家族介護
5 介護者支援の方向
第2章 データが示す男性介護者
1 介護者モデルの変容
2 データが示す男性介護者の推移
3 増加する配偶者介護と実子介護
第II部 全国調査から見る男性介護者の現状
第3章 介護者・被介護者の属性と関係
1 調査の概要
2 介護者の年齢
3 介護者の健康状態
4 介護者の仕事
5 被介護者の年齢
6 介護者と被介護者との関係
第4章 介護生活――家事・介護をめぐる困難
1 家事行為
2 介護行為
3 介護時間/自由時間
4 虐待行為
5 介護の負担感/喜び
第5章 介護者をとりまく関係・サービス
1 居住歴と地域関係
2 介護保険サービスの利用
3 頼りにしている人・機関
第6章 自由記述に見る男性介護者の声
1 介護して変化したこと
2 介護の工夫
3 今後のチャレンジしたいこと
第7章 小括
1 介護者モデルの変容と家族介護のゆくえ
2 社会的ネットワークの再構築
3 今後の調査課題
第II部 男性が語る介護の実態――45人へのインタビュー調査結果から
第8章 男性介護者へのインタビュー調査
1 インタビュー調査
2 調査に参加した学生たち
3 プレ調査での学び
4 調査本番の活動
第9章 男性が語る介護実態??介護による生活と気持ちの変化
1 介護を「する側」になったとき
2 介護を始める前と後の生活の変化
3 介護生活での「良かったこと」「大変と感じること」
4 介護を続けていくにあたっての心配
5 毎日の家事・炊事の困難
6 近隣との関係
7 「介護事件」をどう考えるか
第10章 男性介護者からの学び??次世代に伝える介護
1 調査報告のイベントの取り組み
2 調査と学生の学び
3 ナラティブ・プログラム
終章 男性介護者研究の視座??今後の研究課題
1 男性ととりまく問題
2 男性介護者研究の課題
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:長谷川 唯