『生命の産業 バイオテクノロジーの経済倫理学』
佐藤 光 編 20070920 ナカニシヤ出版,332p. 2730
■佐藤 光 編 20070920 『生命の産業 バイオテクノロジーの経済倫理学』,ナカニシヤ出版,332p. ISBN:4779501997 ISBN-13: 978-4779501999 2730
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■出版社/著者からの内容紹介
再生医療、生殖医療、遺伝子組換え、グローバル化した巨大製薬企業......。生命のモノ化、商品化が急速に進むなかで、政府が総力をあげて推進するバイオ産業とはいかなる産業なのか? 日本のバイオ産業はほんとうに遅れているのか? 医薬品産業をめぐる政策は正しいのか? 巨大多国籍製薬企業と結びついたアメリカの戦略は何を目指すのか? 生と死の医療化が問いかけるものは何か? 生命の産業=バイオテクノロジーの産業化の実像と問題点を、学際的アプローチから明らかにする。
■目次
序論 「生命の産業」へのアプローチ
第1章 日本にのけるバイオテクノロジーの産業化
【討論】日本のバイオ産業はほんとうに遅れているのか
第2章 医薬品研究開発のセントラル・ドグマ
【討論】医薬品産業とはどのような産業なのか
第3章 アメリカのバイオ政策とグローバルエイズ
【討論】知的所有権とアメリカのプロパテント政策をめぐって
第4章 「先端医療」をめぐる議論のあり方
【討論】生と死の医療化をめぐって
*作成:櫻井浩子