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『ポストヒューマンの人間論――後期ルーマン論集』

Luhmann, Niklas =20070918 村上 淳一 編訳,東京大学出版会,256p.

last update:20111120

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Luhmann, Niklas =20070918 村上 淳一 編訳『ポストヒューマンの人間論――後期ルーマン論集』,東京大学出版会,256p. ISBN-10:4130101056 ISBN-13:978-4130101059 \3990 [amazon][kinokuniya] ※ c07

■内容

出版社/著者からの内容紹介
フッサールの現象学をルーマン流に再記述し意識と存在を論じた巻頭論文ほか、「個人」「人格」「主体」と称されてきたものを後期ルーマンのシステム論がいかに論じてきたか、これまであまり顧みられなかったトピックの、豊かな成果をうかがわせる論文集。

内容(「BOOK」データベースより)
“理性的人間たちの合意”という美しい虚構を、「個人」「主体」「意識」といった概念にさかのぼる新しい人間論によって批判する。ルーマンのシステム論に再照明をあてる論文集。本書は、ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンが一九九五年五月にウィーン市廰で行った講演に基づく小冊『近代科学と現象学』と、八〇年代後半以降の論文一四篇を収めた論集『社会学的啓蒙6:社会学と人間』から抜粋した六篇の論文、計七篇から成る翻訳論文集である。諸論文は相互に補完し合って、第一論文を現代における国際的・国内的な無秩序化から説き起こし、第七論文はその現実に対応すべき社会理論の課題を明示している。

出版社からのコメント
 ルーマンのシステム論は、その独特の用語法(「社会の社会」等)もあいまって、難解だとよく言われます。「対話的な公共性」のような分かりやすいスローガンもなく、"人間不在のシステム論"だという感想を持つ人もいるかも知れません。しかし、フーコーを引くまでもなく、"人間がいる"エピステーメーの限界に立たされたところから、現代思想の格闘は始まっていたのではないでしょうか。その目で見てみると、ルーマンのシステム論には、形而上的な、宙に浮いた"サイバネティクス"ではない、「もうひとつの人間論」が隠れていそうです。日本を代表するドイツ法学者であり、N. ボルツなどドイツ現代思想の紹介でも知られる編訳者村上淳一先生が、いくつかのソースから独自に集めてこられた論文7編を収録します。【担当編集者】

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村上 淳一
1933年京都に生れる。1956年東京大学法学部卒業。1993年東京大学名誉教授。桐蔭横浜大学終身教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

1 近代科学と現象学
2 意識はコミュニケーションにどう関わるか
3 社会分化と個人
4 「人格」という形式
5 主体の欺計と、人間とは何かという問い
6 間主観性かコミュニケーションか――社会科学理論の異なる出発点
7 インクルージョンとエクスクルージョン

索引

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111120 REV:
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