『DVD+BOOK 認知行動療法、べてる式。』
伊藤 絵美・向谷地 生良 編 20070915 医学書院,236p.
■伊藤 絵美・向谷地 生良 編著 20070915 『DVD+BOOK 認知行動療法、べてる式。』,医学書院,236p. ISBN-10: 4260005278 ISBN-13: 978-4260005272 \5250 [amazon]/[kinokuniya] ※ sst.
■内容
「BOOK」データベースより
認知行動療法とは当事者みずからが困り事のメカニズムを理解し、「抜け道」を探すための“自助の道具”です。専門家は“自助の援助”をします。認知行動療法では心の中を見つめません。世界との接点だけに着目します。「接点」とは次の二つです。入口=物事をどうとらえるか→認知、出口=物事にどう対処するか→行動。べてるの家では、そうした「認知」と「行動」にアプローチする方法として当事者研究とSSTをおこなっています。このDVDと冊子では、べてるの家の幅広い活動を、「認知行動療法」という視点から切り取って紹介します。
■目次
◎DVD目次(95分)
I 「べてるの家」のSST
II 服部洋子さんのセッション――SSTバラバラの会
III 「べてるの家」の当事者研究
IV 沖田操さんのセッション――SSTこれデイーの会
V 横浜市鶴見区での講演
◎テキスト目次(240ページ)
長いまえがき――私たち認知行動療法家がべてるに興味を持つ理由 (伊藤絵美)
「浦河べてるの家」とは
第1部 「べてるの家」と認知行動療法
第1章 「べてるの家」と認知行動療法のインタフェース
第2章 アセスメントと当事者研究
第3章 問題解決法とべてるのSST
第4章 幻覚・妄想へのアプローチ
第5章 セッションと日常性
第6章 コミュニケーション
第2部 読むDVD−紙上完全再録
付録
「べてるの家」訪問レポートその1[2003.8.25〜26]
「べてるの家」訪問レポートその2[2005.9.27〜29]
あとがきにかえて――向谷地生良氏にきく
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治