『公共空間の政治理論』
篠原 雅武 20070815 人文書院、248p.
■篠原 雅武 20070815 『公共空間の政治理論』,人文書院,248p.
ISBN-10: 4409040898 ISBN-13: 978-4409040898 2400+税 [amazon]
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■出版社/著者からの内容紹介
公共空間の成立条件とは何か?
アーレント、ルフェーブルの思想をたどり、公共性への問いを「空間」から捉え返す、現代都市論・社会理論の刺激的試み。進行する空間の均質化に抗う、丹念
にして膂力に満ちた思考の誕生。
内容(「MARC」データベースより)
公共空間の成立条件とは何か?
アーレント、ルフェーブルの思想をたどり、公共性への問いを「空間」から捉え返す、現代都市論・社会理論の刺激的試み。現代に進行する空間の均質化に抗
う、丹念で膂力に満ちた思考の誕生。
■著者について
しのはら・まさたけ/1975年生まれ。2004年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。都市論、政治理論。
■目次
序章
第一節 公共空間とはなにか――問いの設定
第二節 開けた閉域へ――公共空間のネオリベラル化
第一章 境界と分離
第一節 境界としての空間
第二節 分離という問題
第二章 政治空間論――均質化と差異化
第一節 ルフェーブルの空間論
第二節 日常生活批判から空間の政治理論へ
第三節 空間概念の政治化
第三章 公共空間の政治
第一節 公共空間の開放と制限
第二節 公共空間と排除空間
結論
あとがき
参考文献
■引用