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『組織の〈重さ〉――日本的企業組織の再点検』

沼上 幹・軽部 大・加藤 俊彦・田中 一弘・島本 実 20070822 日本経済新聞出版社,262p.


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■沼上 幹・軽部 大・加藤 俊彦・田中 一弘・島本 実 20070822 『組織の〈重さ〉――日本的企業組織の再点検』,日本経済新聞出版社,262p. ISBN-10: 4532133378 ISBN-13: 978-4532133375 3800+税  [amazon]

■内容紹介

戦略情報は共有されない一方で、社内の合意形成を過剰に重視する日本の企業組織―。
経営政策の転換や前進のための投資を阻害し、非合理的な経営戦略を創発する「重い組織」の実態を、詳細な質問調査表にもとづいて解明する本格的実証分析。

日本企業の強さの源泉であると考えられてきた創発戦略の創出と実行が機能不全に陥っている。その原因は組織の〈重さ〉にあった! 日本を代表するトップ企 業への重層的な調査と鋭い分析で日本的企業組織を再点検。

■著者紹介

沼上幹[ヌマガミツヨシ]
1960年生まれ。1988年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得。成城大学経済学部専任講師。1991年一橋大学商学部産業経営研究所専任講師。 2000年一橋大学博士(商学)。一橋大学大学院商学研究科教授。主著に『液晶ディスプレイの技術革新史』(白桃書房、日経・経済図書文化賞、エコノミス ト賞受賞、1999)など

軽部大[カルベマサル]
1969年生まれ。1998年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。東京経済大学経営学部専任講師。2002年一橋大学イノベーション研 究センター助教授。一橋大学イノベーション研究センター准教授

加藤俊彦[カトウトシヒコ]
1967年生まれ。1997年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得。東京都立大学経済学部専任講師。1998年一橋大学博士(商学)。2001年一 橋大学大学院商学研究科助教授。一橋大学大学院商学研究科准教授

田中一弘[タナカカズヒロ]
1966年生まれ。1999年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。神戸大学大学院経営学研究科助教授。2003年一橋大学大学院商 学研究科助教授。一橋大学大学院商学研究科准教授

島本実[シマモトミノル]
1969年生まれ。1999年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。2002年愛知学院大学経営学部助教授。2004年一橋大学大学 院商学研究科助教授。一橋大学大学院商学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

まえがき
謝辞
第1章 日本企業の組織問題:創発戦略・効率的組織運営を阻む組織の劣化
第2章 組織の“重さ”指標の作成
第3章 調整比率と組織の“重さ”
第4章 計画・標準化・ルール
第5章 ヒエラルキーと組織の“重さ”
第6章 パワー分布と組織の“重さ”
第7章 水平関係と組織の“重さ”
第8章 組織プロセス変数と組織の“重さ”
第9章 組織の“重さ”の克服に向かって
終章 日本型組織の再活性化に向けて

付録A 組織の〈重さ〉の確証的因子分析
付録B 達成感と成長機会
付録C BU内外の調整比率
付録D 組織構造質問票(ミドル用)

参考文献
索引


*作成:橋口昌治
UP:20071227
日本における働き方/働かせ方 ◇
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