『ヒトと人のあいだ』(シリーズ ヒトの科学 6)
野家 啓一 編 20070627 岩波書店,232p.
■野家 啓一 編 20070627 『ヒトと人のあいだ』(シリーズ ヒトの科学 6),岩波書店,232p. ISBN-10: 400006956X ISBN-13: 978-4000069564 \2520 [amazon]/[kinokuniya] ※
■著者紹介
- 野家啓一(のえ・けいいち)
- 1949年生まれ。東北大学理学部物理学科卒業。東京大学大学院科学史・科学基礎論博士課程中退。現在東北大学文学部教授。専攻は科学哲学、言語哲学。主な著書に『言語行為の現象学』『無根拠からの出発』(以上、勁草書房)、『科学の解釈学』(新曜社)、『クーン(現代思想の冒険者たち24)』(講談社)ほか。
■内容
(「BOOK」データベースより)
ヒトはどこから来てどこへ行くのか――。人間の最大の特徴は、物語る能力にあるホモ・ナランスという新しい人間観を提出する。
■目次
1 総論 ホモ・ナランスの可能性
2 神話から見たヒトの起源と終末
3 レンブラントの懐疑――堕落と自由のあいだ
4 “権利”と“平等”をめぐる断章――欠如とともにある生の視点から
5 人とヒト――パーソン論の視座を通して
6 ヒトがヒトを殺すとき
7 「知識を自然の中に置く」とはいかなることか――自然化された認識論の現在
8 座談 動物と機械のあいだ
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治