『難民 (思考のフロンティア)』
市野川 容孝・小森 陽一 20070628 岩波書店,178p.
last update:20110406
■市野川 容孝・小森 陽一 20070628 『難民 (思考のフロンティア)』,岩波書店,178p. ISBN-10:4000270052 ISBN-13: 978-4000270052 \1365 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
20世紀は難民の世紀であった。そもそも難民とはどのような存在であるのか、どのように発生してきたのか。難民というものを、外部にいるのではなく、必然的に私たちの内側に抱え込まれている存在と考えるとき、国民国家の境界線を乗りこえてやってくる者たちに対し友愛や歓待は可能だろうか。グローバル化のなかで、その定義を再考察する。
内容(「MARC」データベースより)
難民というものを、外部にいるのではなく、必然的に私たちの内側に抱え込まれている存在と考える時、国民国家の境界線を乗りこえてやってくる者たちに対し友愛や歓待は可能なのか。グローバル化のなかでその定義を再考察する。
■目次
1 現代の人間の形象としての「難民」(「難民」と国家の「主権」
「主権国家」から「国民国家」へ
ベンハビブの「権利」の概念)
2 難民とは何か(難民条約と難民
避難、流難、耐難―パレスチナ問題によせて
日本人と難民)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:大谷通高