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『自閉症論の原点――定型発達者との分断線を超える』

高岡 健 20070515 雲母書房,221p.


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高岡 健 20070515 『自閉症論の原点――定型発達者との分断線を超える』,雲母書房,221p. ISBN-10:4876722250 ISBN-13: 978-4876722259 \1890 [amazon][kinokuniya] ※ a07

■広告(本書帯より)

アヴェロンの野生児研究をはじめ
吉本隆明の心的現象論、ヘーゲルの精神哲学
ドナ・ウィリアムズ「自閉症だったわたしへ」
トルストイ「イワンのばか」などを援用。
米国、英国、日本の自閉症の歴史を検証しつつ人間存在の共同性を相対化する

■目次

序章『アイ・アム・サム』
◇映画『アイ・アム・サム』 ◇サムとルーシー ◇ルーシーの成長(1) ◇ルーシーの成長(2) ◇裁判 ◇自閉症の精神政治学 ◇自閉症の精神政治学 ◇本書における自閉症のスペクトラム

第一部 自閉症の精神政治学◇
第1章 自閉症の「発見」――1930〜1960年代の米国
◇レオ・カナー ◇自閉症前史(1) ◇自閉症前史(2) ◇自閉症の「発見(1) ◇自閉症の「発見」(2) ◇カナーの記載した自閉症象 ◇「発見」以降(1) ◇「発見」以降(2) ◇1960年代の米国 ◇ティーチプログラム ◇この章のまとめと補足

第2章 自閉症の変容――1960〜1990年代の米国
◇英国の戦後社会 ◇1960年代の自閉症(1) ◇1960年代の自閉症(2) ◇自閉症と社会階層 ◇精神分析からの離陸 ◇統合失調症からの区分 ◇言語―認知障害説の席捲 ◇アスペルガー症候群と高機能自閉症(1) ◇アスペルガー症候群と高機能自閉症(2) ◇この章のまとめと補足

第3章 自閉症の現在――1990年代〜今日の日本
◇自閉症概念の輸入(1) ◇自閉症概念の輸入(2) ◇小澤論文 ◇1970年代の処遇論 ◇1980年代から21世紀へ ◇自閉症スペクオラムと少年事件 ◇日本の新自由主義 ◇「軽度発達障害」概念と発達障害者支援法 ◇特別支援教育 ◇発達障害者支援法をめぐる評価 ◇「堂々たる納税者」 ◇この章のまとめと補足

第二部 自閉症の精神現象学
第4章 感覚論――自閉症と純粋疎外
◇アヴェロンの野生児 ◇野生児=自閉症説 ◇「人間の本性」という問い ◇感覚論(1) ◇感覚論(2) ◇純粋疎外(1) ◇純粋疎外(2) ◇再び「人間の本性」について ◇関係意識の拡張 ◇『言葉と物』(1) ◇『言葉と物』(2) ◇この章のまとめと補足

第5章 感情論――自閉症とうつ病
◇年齢による三つ組の変化 ◇感覚から感情へ(1) ◇感覚から感情へ(2) ◇うつ病の症例 ◇自閉症スペクトラムとうつ病 ◇Y子さんの場合(1) ◇Y子さんの場合(2) ◇Y子さんのうつ病 ◇「内面世界」の成立と危険 ◇再びY子さんの場合 ◇社会があることを知らないままであれば ◇この章のまとめと補足

第6章 関係論――自閉症と世界
◇『自閉症だったわたしへ』 ◇ウィリーとキャロル ◇コミュニケーションとしての多重人格 ◇「私の世界」と「世の中」 ◇ブライン ◇「あるがままの世界」と一対の関係 ◇「あるがままの世界」と集団関係 ◇トルストイの民話(1) ◇トルストイの民話(2) ◇この章のまとめと補足

終章 自閉症論の原点
◇コミュニケーションとしての隠喩 ◇共同幻想としての隠喩 ◇隠喩のない世界 ◇自閉症児の用いる隠喩 ◇隠喩の解読 ◇二つの共同性間の交通 ◇自閉症論の史的展開 ◇人間存在の原点としての自閉症 ◇自閉症論の原点

文献リスト
あとがき

■言及

◆立岩 真也 20140825 『自閉症連続体の時代』,みすず書房,352p. ISBN-10: 4622078457 ISBN-13: 978-4622078456 3700+ [amazon][kinokuniya] ※


*作成:岡田 清鷹 
UP:20081008 REV:20140825
高岡 健  ◇自閉症  ◇身体×世界:関連書籍 2005-  ◇BOOK
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