『論壇の戦後史―1945‐1970』
奥 武則 20070500 平凡社,266p.
■奥 武則 20070500 『論壇の戦後史―1945‐1970』,平凡社,266p. ISBN-10: 4582853730 840円 [amazon]
■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
戦後の日本は「悔恨共同体」から始まった。終戦直後、清水幾太郎らが作った二十世紀研究所には林健太郎、丸山眞男、福田恆存など、その後立場を異にする人たちが集まっていた。以後、彼らが活躍する舞台となる論壇誌は、いかなる問題を、どのように論じてきたのか。論壇が存在感を持っていた時代を鮮やかに描き、「戦後」に新たな光をあてる。
■目次
序章 一九八八年八月一二日、四谷霊廟
第1章 「悔恨共同体」からの出発―二十世紀研究所のこと
第2章 「総合雑誌」の時代―『世界』創刊のころ
第3章 天皇・天皇制―津田左右吉と丸山眞男
第4章 平和問題談話会―主張する『世界』
第5章 『世界』の時代―講和から「六〇年安保」へ
第6章 政治の季節―「六〇年安保」と論壇
第7章 高度成長―台頭する現実主義
第8章 『朝日ジャーナル』の時代―ベトナム戦争・大学騒乱
終章 「ポスト・戦後」の時代―論壇のゆくえ
補章 戦後「保守系・右派系雑誌」の系譜と現在
■紹介・引用
■書評・言及
*作成:西嶋 一泰
UP:20120130 REV:200*****
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