『死を想う――われらも終には仏なり』
石牟礼 道子・伊藤 比呂美 共著 20070510 平凡社,211p.
last update:20101228
■石牟礼 道子・伊藤 比呂美 共著 20070510 『死を想う――われらも終には仏なり』,平凡社,平凡社新書,211p. ISBN-10:4582853714 ISBN-13: 978-4582853711 \756 [amazon]/[kinokuniya] ※ a06 d01
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
寝たきりの母を持つ詩人は、死とはどういうものか知りたかった。他の人にあけすけに聞けない、「でも石牟礼さんなら」。これまで多くの苦しみと死を見つめてきた作家は、切実なことをぐさりと言われたような気がした。こうして十二月の穏やかな日、二人は語りはじめた。老いと病、介護・看護、家族の死、さらには『梁塵秘抄』。そして「いつかは浄土へ」という祈りに至る安らぎの対話。
■目次
第1章 飢えと空襲の中で見たもの(パーキンソン症候群―読めなくなる、書けなくなる;声が出なくなるかもしれない ほか)
第2章 印象に残っている死とは(祖母の死;あの世は「良か所」 ほか)
第3章 それぞれの「願い」(『あやとりの記』―流々草花;お経はどこで習いましたか ほか)
第4章 いつかは浄土へ参るべき(『梁塵秘抄』を飛び飛びに読む;「我等も終には仏なり」 ほか)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:永橋 徳馬