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『伝える力――「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!』

池上 彰 20070502 PHP研究所,205p.

last update:20131007

■池上 彰 20070502 『伝える力――「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!』,PHP研究所,205p. ISBN-10:4569690815 ISBN-13:978-4569690810 \800+税 [amazon][kinokuniya]  ※

■内容

内容紹介
商談や会議、プレゼンテーションや企画書・報告書の作成、電話 での交渉、メールでの連絡----ビジネスの現場で行なわれている日常業務。仕事 の「できる」「できない」を左右するのは、意外とこうした基礎をしっかりやる かどうか。それには上司や部下、顧客とのコミュニケーションをいかに円滑にす るかが鍵を握る。
本書は「話す」「書く」「聞く」の3つの能力の磨き方を紹介。これができる と自ずと成績・業績に結びつくもの。長年NHKの『週刊こどもニュース』のお父 さん役を務めてきた著者(現在はフリージャーナリストとして独立)ならでは の極意を伝授する。伝えることの難しさを身をもって経験しているだけに、ビジ ネスの現場でも十分応用が効く智恵が盛りだくさんである。
相手を惹きつける、ビジネス文書を書く、文章力をアップさせるなど、本書の秘 訣を習得すれば、仕事が楽しく、やりやすくなること間違いなしだ。

内容(「BOOK」データベースより)
仕事のさまざまな場面でコミュニケーション能力は求められる。基本であるにもかかわらず、意外と難しい。相づちを打ったり、返事をしたり、目をジッと見たり、あるいは反対に目をそらしたり…。「伝える」には、「話す」「書く」そして「聞く」能力が必須。それらによって、業績が左右されることも往々にしてある。現代のビジネスパーソンに不可欠な能力といえる「伝える力」をどうやって磨き、高めていったらよいのか。その極意を紹介する。

■目次

はじめに
第1章 「伝える力」を培う
第2章 相手を惹きつける
第3章 円滑にコミュニケーションをする
第4章 ビジネス文書を書く
第5章 文章力をアップさせる
第6章 わかりやすく伝える
第7章 この言葉・表現は使わない
第8章 上質のインプットをする
おわりに

■引用

◆「伝える」ために大事なこと。/それはまず自分自身がしっかり理解することです。自分がわかっていないと、相手に伝わるはずがないからです。[2007:18]

◆何かを調べるときには、「学ぼう」「知ろう」という姿勢にとどまらずに、まったく知らない人に説明するにはどうしたらよいかということまで意識すると、理解が格段に深まります。理解が深まると、人にわかりやすく、正確に話すことができるようになります。[2007:22]

◆まずは「自分が知らないことを知る」/「伝える力」を高めるには、このことに気がつく必要があります。[2007:28]

◆こうして見てくると、「伝える力」を高めるためには、自分が深く理解することが必要であるとわかります。/では、理解を深めるにはどうしたらよいのか。そのためには、まずはその前段階として、「自分がいかに物事を知らないか」を知ることからスタートするしかありません。そして、事実に対する畏れを持つことも大切です。[2007:29]

◆少なくとも文章で物事を伝える場合、人の意見を聞くことなく上達することは、まずありません。…/まずは謙虚に、人の意見に耳を傾けることから始めましょう。[2007:31]

◆取材してきた事柄を雑誌に載せる場合、取材したことをすべて載せることはできません。スペースが限られていますし、重要でないことまで書く必要もないからです。/そこで求められるのは、どの事実を拾い、どの事実をそぎ落とすのか、という取捨選択の能力です。「重要なこと」と「重要でない」ことを判断する能力ともいえます。…/この取捨選択が、重要な編集業務の一つなのです。[2007:32]

◆「伝える力」に自信があってもなくても、最も大事なことは「聞く耳を持つ」ことです。そして、他者の意見に「謙虚である」ことです。[2007:35]

◆当然、自分でできる努力は最大限した上で、わからないことは素直に聞いて教えを請う、という姿勢こそが大切です。[2007:38]

◆ビジネスパーソンの中でも営業担当には、「相手の話を聞く」姿勢が強く求められます。…/もちろん商品の特長を説明することも大切ですが、それよりまずは相手に話をしてもらって、その話をじっくり聞くことです。/相手が話をしたくなるような話題を振って、時に親身になり、時に感心し、時に大きくうなずいて、相手に気持ちよく話してもらうのです。/人は自分の話を聞いてもらうと、存外うれしいものです。…自分の話を聞いてくれる相手には当然、親しみを持つし、好感度も増します。…/営業担当としては、相手が話していることを聞いていれば、相手が何を求めているかがわかります。「だったら、こんな商品はいかがですか」という商品の提案もできるようになるでしょう。[2007:38-39]

◆少しでもいいから、書くときも、話すときも「もう一人の自分」を常に意識する。そして、自分で自分にツッコミを入れてみる。/そうすることで、あなたの「伝える力」は確実に上達していくはずです。[2007:124]

◆見直す行為は、できるだけプリントアウトをして行なう。/特に、重要な報告書や提案書などは、万全を期するために、そうすることをお勧めします。[2007:126-127]

◆見直しはプリントアウトをした上でも行なう。さらに欲をいえば、書いた後、しばらく「寝かせる」ことがより望ましいといえます。/寝かせる期間は、長い文章であれば、できれば一週間ほどです。…/そうすると、書いているときや書き終えた直後に気がつかなかった不十分な点に気がつくものです。[2007:127]

◆自分で書いた文章を客観的に見るためには、音読してみることも効果的です。…/読んでまず気がつくことは、文章のリズムです。/書いているとき、あるいは黙読で読み返しているときには気がつかなかったリズムの悪さに、声に出して読むことで気づくことができます。/リズムが悪いと、読み手は文意を理解しづらいもの。たとえ文脈が通っていても、頭に入りにくいのです。/特に回りくどい文章に気づかされます。[2007:129-130]

◆もう一つ大事なことは、文字通りほかの誰かに、自分が書いた文章を読んでもらうことです。…「他者の指摘」は不可欠です。[2007:131]

◆文章力を向上させるには、新聞の記事を短くする訓練をするのも役立ちます。/記事は特にコラムがお勧めです。…/要約することを前提にして読むと、単に読む場合と違って、その文章をより深く理解しようとします。[2007:137]

■書評・紹介

■言及




*作成:片岡稔
UP:20130930 REV: 20131007
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