『京都の平熱――哲学者の都市案内』
鷲田 清一・鈴木 理策(写真) 20070320 講談社,262p.
last update:20110710
■鷲田 清一・鈴木 理策(写真) 20070320 『京都の平熱――哲学者の都市案内』,講談社,262p. ISBN-10:4062138123 ISBN-13:978-4062138123 \1785 [amazon]/[kinokuniya] ※ u02
■内容
出版社/著者からの内容紹介
古い寺社は多いが歴史意識は薄い。
自然そのものより技巧・虚構に親しむ。
けったいなもんオモロイもんを好み、町々に三奇人がいる。
「あっち」の世界への孔がいっぱいの「きょうと」のからくり。
古い町にあっていまの郊外のニュータウンにないものが3つある。1つは大木、1つは宗教施設、いま1つは場末だ。この3つには共通するものがある。世界が口を空けている場だということだ。……京都という街には、こうした世界が口を空けているところが、まだまだたっぷりある。……ドラマで描かれるよりはるかに、形而上学的に、妖しい街なのである。<本書より>
内容(「BOOK」データベースより)
古い寺社は多いが歴史意識は薄い。自然そのものより技巧・虚構に親しむ。けったいなもんオモロイもんを好み、町々に三奇人がいる。「あっち」の世界への孔がいっぱいの「きょうと」のからくり。
■目次
東へ(京都駅に降り立つ
ラーメン文化 ほか)
北へ(清水の坂
京都は「古都」か? ほか)
西へ(下鴨―ここにも奇人伝説が
京都人のきわもの好き、新しもん好き ほか)
南へ(京の縦軸
生活世界の神仏たち ほか)
終着駅へ(旅の終わり
京都だけの問題ではない ほか)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:竹川 慎吾