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『アントニオ・ネグリ講演集 上 〈帝国〉的ポスト近代の政治哲学』

Negri, Antonio 2006 Movimenti Nell'Impero,Raffaello Cortina Editore
=20070810 上村 忠男監訳 堤 康徳・中村 勝己訳,筑摩書房,217p.


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last update:20100803
■Negri, Antonio 2006 Movimenti Nell'Impero,Raffaello Cortina Editore =上村 忠男監訳 堤 康徳・中村 勝己訳 『アントニオ・ネグリ講演集 上 〈帝国〉的ポスト近代の政治哲学』,筑摩書房,217p. ISBN-10:4480090959 ISBN-13:9784480090959 \924 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
グローバリゼーションがもたらしつつあると考えられる新たな世界秩序のありようとして、“帝国”の出現を論じたネグリ。それは中心もなく、外部もないネットワーク上の支配装置だった。新たなる政治形態を予測するネグリが、スピノザ、フーコー、デリダ、アガンベンらの政治思想を読み込み、ポスト近代における政治哲学を語る。近代的な「生政治」はマルチチュードの世界においてどのように実現されるのか、「国民国家」は従来の帝国主義とどのように異なるのか。政治哲学者にして革命運動家でもあるネグリの思想の最も熱い部分を明快かつ簡潔に伝える講演集。本邦初訳。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ネグリ,アントニオ
1933年、イタリアのパドヴァ生まれの政治哲学者にして革命運動家。マルクスやスピノザの研究で知られ、パドヴァ大学、パリ第八大学、国際哲学院などで教鞭をとる。79年、モロ首相誘拐殺人事件に関与した疑いで投獄される。83年、フランスに亡命。97年、帰国後刑に服す。03年、完全自由の身になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

序言

第1部 〈帝国〉とその彼方
 〈帝国〉とその彼方、アポリアと矛盾
 〈帝国〉のための公理体系
 〈帝国〉のなかのユートピアと抵抗
 〈帝国〉と市民権
 〈帝国〉の移動を生きる‐闘争するために
 抵抗とマルチチュード
 平和と戦争
 〈帝国〉の時代とマルチチュードの時間における芸術と文化
 マルクス‐〈帝国〉と帝国主義

第2部 ポスト社会主義政治
 新自由主義的経済政策への社会的対抗策
 〈帝国〉内におけるポスト社会主義の政治
 〈帝国〉新局面
 都市型民主主義
 新たな福祉のために

■引用

■書評・紹介

■言及

(以下がページ下になる部分です)

*作成:樋口 也寸志 
UP:20100803 REV:
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