『家族の変容とジェンダー――少子高齢化とグローバル化のなかで』
富田 武・李 静和 編 20061225 日本評論社,270p.
last update:20100713
■富田 武・李 静和 編 20061225 『家族の変容とジェンダー――少子高齢化とグローバル化のなかで』,日本評論社,270p. ISBN-10:4535583994 ISBN-13:978-4535583993 \5775 [amazon] /[kinokuniya] ※
■内容
(「MARC」データベースより)
成蹊大学アジア太平洋研究センターの2002~2005年度プロジェクト「アジアと女性」の研究成果をまとめた一冊。戦後の日本家族の変容、家族の多様化、日本・韓国・中国の家父長制などに関する論文を収録する。
■目次
序 文 本書の問題意識と構成
第1部 日本の家族の変容
第1章 戦後日本家族の軌跡/加藤彰彦
1 高度成長・人口移動・戦後体制
2 近代的システムと伝統的システムの二重構造
3 成長の時代の終わりと戦後体制の動揺
4 戦後体制の限界と人口減少社会への転換
第2章 戦後の女性労働の変化と年金制度/永井暁子
1 日本経済の変化と女性労働の世代間の変化
2 女性の就業決定要因の変化
3 税制度・社会保障制度と既婚女性の労働供給
4 労働力の非正規化と年金制度
第3章 家族介護の社会的評価と介護保険利用状況の要因分析/大沢真知子
1 現行制度における家族介護の取り扱い
2 介護保険利用率の要因分析
第4章 家族のあり方と税制――住宅取得における世代間所得移転の実証分析から/丸山 桂
1 日本の贈与税と相続税
2 世代間移転に関する理論モデル
3 データ
4 実証分析
5 分析結果と課題
第5章 女性の働き方と子育ての変化/井出多加子
1 子どもはだれがどのように育てていいたのか
2 子どもを持つこと、子育てはどのように考えられているのか
3 子育てサポートはあるか
4 教育費と女性の就業、「教育する母」の存在
第2部 家族論の新展開
第6章 家族社会学の現在/千田有紀
1 近代家族研究の地平
2 近代家族の構造的変化:ポスト近代家族
3 理論的変化
4 家族論はジェンダー論から何を得るのか
第7章 家族法研究の現在/丸山 茂
1 家族法のダイナミクス
2 家族法の曖昧さ
3 現代家族の法的問題
4 制度論から関係性の論理へ
5 家族法研究の現在
6 制度を超えて
第3部 東アジアの家族
第8章 東アジアの家父長制、その後/瀬地山 角
1 高齢者の就労パターンと中国系社会
2 少子化
3 学歴別有業率
4 独自路線を突き進む北朝鮮
5 社会主義市場経済化の中国
第9章 韓国の戸主制度廃止と「家族」概念の変化/金 賢美
1 戸籍制度廃止
2 戸籍制度と「家族国家」概念の形成
3 戸籍制度廃止以後の韓国社会
第10章 中国における「単位」制度と家族の変容/西野可奈
1 家族論の現況
2 中国における「単位」制度
3 「単位」制度後んお中国家族をめぐって
4 重みを増す「社区」
第11章 中華人民共和国初期の上海における人口政策と生殖コントロールの普及/小浜正子
1 人民共和国成立後の人口転換――上海の出産世界の変化
2 生殖コントロールをめぐる政策の変化と各レベルの状況
3 おわりに
第12章 撫養と贍養――中国における扶養システムと親子観/湯山トミ子
1 現代中国における扶養の制度化
2 贍養の実現とその方法
3 法制度の特徴と背景
4 中国における親子扶養と親子観の展望と課題
あとがき
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
富田 武
成蹊大学法学部政治学科
李 静和
成蹊大学法学部政治学科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治