HOME > BOOK >

『ポケット解説 崩壊する日本の医療』

鈴木 厚 20061101 秀和システム,244p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■鈴木 厚 20061101 『ポケット解説 崩壊する日本の医療』,秀和システム,244p. ISBN-10: 4798014761 ISBN-13: 978-4798014760 \1050 [amazon][kinokuniya] ※ ms

■内容
(「BOOK」データベースより)
医療は私たちの生命、存在そのものを守る。医療はサービス業ではなく安全保障。

(「MARC」データベースより)
医療はサービス業ではなく安全保障。だが、このままでは国民の生命が危ない。国民皆保険制度の堅持が、社会の共有財産である医療を守る。日本の医療の現実を明らかにし、医療改革の本質とは何かを解説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木 厚
1953年山形県に生まれる。80年北里大学医学部卒業、84年同大学大学院修了。医学博士。北里大学病院勤務などを経て、90年より川崎市立川崎病院勤務。現在同病院地域医療部長、内科医長。北里大学医学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
はじめに

第1章 安全保障としての医療
1−1 医療は日本の安全保障
1−2 日本の医療崩壊

第2章 日本の医療の崩壊
2−1 僻地医療は深刻
2−2 地方と地方都市の医療
2−3 臨床医の研修義務化
2−4 お産難民
2−5 小児救急医療が危ない
2−6 日本の医師不足、看護師不足

第3章 平成一八年の医療制度改革、診療報酬改定
3−1 所得格差が命の格差
3−2 老人医療の変遷
3−3 老人殺し、病院つぶしの診療報酬改定
3−4 一般病院が置かれている位置
3−5 診療所の役割
3−6 リハビリを制限する
3−7 まやかしの医療制度改革
3−8 その他の診療報酬改定項目

第4章 日本の財政と医療
4−1 日本の景気は良くなったか
4−2 日本の世相
4−3 不満だらけの社会
4−4 医療と医療費
4−5 日本の財政事情
4−6 日本の医療財政
4−7 国民医療費の負担
4−8 国民医療費高騰の嘘
4−9 国民医療費の価値
4−10 国の借金地獄
4−11 社会保障と公共事業
4−12 厚労省の無駄遣い

第5章 医療の国際比較
5−1 世界の医療の現状
5−2 医療費の違い
5−3 救急隊の値段
5−4 日本の救急医療の現状
5−5 医師の技術料
5−6 アメリカの医療と日本の医療

第6章 日本の医療の現状
6−1 病院の経営は苦しい
6−2 国民医療費の内訳
6−3 老人医療の誤解
6−4 薬剤費と医薬品会社
6−5 医療機器

第7章 医療事故
7−1 頻発する医療事故
7−2 システムが原因の医療事故
7−3 医療の安全と医療費

第8章 医療の歴史的背景
8−1 医療の変遷と医師たち
8−2 日本の医療のイメージ
8−3 医療費抑制の勢力
8−4 市場原理主義と日本の医療
8−5 混合診療の危険性
8−6 医療と消費税
8−7 医療機器の実態
8−8 誰が医療費を負担するのか

第9章 日本の医療をどうするのか
9−1 日本の医療への提言

おわりに

■引用

■書評・紹介

■言及




*作成:岡田 清鷹 
UP:20081205
医療/病・障害と社会  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)