『法解釈の言語哲学――クリプキから根源的規約主義へ』
大屋 雄裕 20061110 勁草書房,240p.
last update:20111111
■大屋 雄裕 20061110 『法解釈の言語哲学――クリプキから根源的規約主義へ』,勁草書房,240p. ISBN-10:4326402393 ISBN-13:978-4326402397 \3150 [amazon]/[kinokuniya] ※ dr01 my14 th01
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
規則に従う・意味を知る・解釈する…法解釈にまつわる行為の性質について、後期ウィトゲンシュタインを手がかりに、根本的に考える。
内容(「MARC」データベースより)
後期ウィトゲンシュタインを中心とする言語哲学の成果を手がかりにして、規則に従うこと・意味を知ること・解釈するといった行為がそもそもどのようなことを意味しているのかという問題に遡って考える。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大屋 雄裕
1974年生まれ。本籍愛知県。1997年東京大学法学部卒業。名古屋大学大学院法学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1章 「法解釈」とは何か
1.1 問題の所在
1.2 法的判断モデル
1.3 法的判断モデルへの批判
1.4 法的判断の定位
第2章 「解釈」とは何か
2.1 解釈の規約主義モデル
2.2 意味は解釈により示される:ドゥウォーキンとフィッシュ
第3章 「解釈」と実践の探求
3.1 クリプキの「懐疑的パラドックス」
3.2 意味は実践のなかに示される:パターソンとヤブロン
3.3 懐疑的解決の問題点
3.4 「懐疑的パラドックス」と法理論
3.5 正当化の理論
第4章 規範物語りと意味
4.1 二つの懐疑論
4.2 根源的規約主義
4.3 正当性に関するデカルト的地平
4.4 意味の制作理論
第5章 解釈と法
5.1 補足と展望
5.2 運動としての法に向けて
おわりに
参考文献
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志