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『テクニカル分析の迷信――行動ファイナンスと統計学を活用した科学的アプローチ』

Aronson, David 20061103 Evidence-Based Technical Analysis: Applying the Scientific Method and Statistical Inference to Trading Signals, Wiley
=20091016 長尾 慎太郎 監修,山下 恵美子 訳,パンローリング,714p.

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last update: 20180327

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■Aronson, David 20061103 Evidence-Based Technical Analysis: Applying the Scientific Method and Statistical Inference to Trading Signals,Wiley , ISBN-10:0470008741 ISBN-13:978-0470008744 [amazon][kinokuniya] =20091016 長尾 慎太郎 監修,山下 恵美子 訳『テクニカル分析の迷信――行動ファイナンスと統計学を活用した科学的アプローチ 』,パンローリング,714p. ISBN-10:4775971255 ISBN-13:978-4775971253 9800+ [amazon][kinokuniya]

■内容

amazonより

内容紹介

科学的なテクニカル分析こそが未来を保証する!

ひとつのリサーチ手法として、テクニカル分析には重大な欠陥がある。それは、規 律のない手法であることに原因がある。テクニカル分析をトレーディングに使える有 用な知識体系として確立させるためには、厳密な観察科学に進化させる必要がある。 この20年にわたって、学術雑誌などに科学的厳密さと客観的率直さを兼ね備えたテ クニカル分析手法に関する数々の論文が発表されてきた。本書はこれらの論文の流れ をくむものである。本書は2部からなる。第1部では、科学的なテクニカル分析を学 ぶうえでの基礎となる方法論、心理学、哲学、統計学について解説し、第2部では、 このアプローチを実際に使って、S&P500に対する6402個の買い・売りバイナリールー ルを25年にわたるヒストリカルデータで検証する。

本書では、科学的手法と近年になって開発された統計的検定を、テクニカルトレー ディングシグナルの真の有効性を調べることに適用する方法についても紹介する。伝 統的なテクニカル分析とは違って、過去の収益性を定量化・検証できる客観的ルール にのみ限定するこの新しいタイプのテクニカル分析を、その道のプロであるデビッ ド・アロンソンが詳しく解説する。

この新しい手法は特にデータマイニングによって発見されたルールやシグナルのパ フォーマンス評価に焦点を当てたものである。優れた洞察力と実践上のアドバイス満 載の本書を通じて、読者はこの新しい手法の全貌を理解することができるはずだ。本 書の実験結果は、データマイニング(多くのルールをバックテストしてそのなかから パフォーマンスが最高のルールを選び出すプロセス)が価値のあるルールやシグナル の発見に役立つ効果的な手順であることを示しているが、データマイニングによって 発見されたルールやシグナルの過去のパフォーマンスは上方にかたよるという特徴を 持つため、将来の収益性について妥当な推論を導き出すためには新しい統計的検定が 必要になる。本書ではそういった統計的検定のなかから2つを紹介する。そのうちの ひとつは本書ではじめて公表されるものである。

テクニカル分析を使って今日の市場をしっかり見極めたいと思うのならば、まずは これまでテクニカル分析の世界を支配してきた主観的で自己解釈的な伝統的手法を捨 て、科学的および統計学的に有効なアプローチを受け入れることである。客観的観察 と統計的推論に基づく科学的なテクニカル分析はあなたのトレーディングを成功へと 導く新しいテクニカル分析手法である。


内容(「BOOK」データベースより)

科学的なテクニカル分析を学ぶうえでの基礎となる方法論、心理学、哲学、統計学について解説、このアプローチを実際に使って、S&P500に対する6402個の買い・売りバイナリールールを25年にわたるヒストリカルデータで検証する。また、科学的手法と近年になって開発された統計的検定を、テクニカルトレーディングシグナルの真の有効性を調べることに適用する方法についても紹介する。伝統的なテクニカル分析とは違い、過去の収益性を定量化・検証できる客観的ルールにのみ限定するこの新しいタイプのテクニカル分析を、その道のプロであるデビッド・アロンソンが詳しく解説する。


■目次

第1部 科学的なテクニカル分析を学ぶときに必要な基礎知識―方法論、心理学、哲学、統計学(客観的ルールとその評価
主観的テクニカル分析の幻想
科学的手法とテクニカル分析
統計分析
仮説検定と信頼区間
データマイニング・バイアス―客観的テクニカル分析の落とし穴
非ランダムな価格変動理論)
第2部 ケーススタディ―S&P500指数のためのシグナルルール(ケーススタディ―ルールのS&P500上でのデータマイニング
ケーススタディの結果とテクニカル分析の将来)

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:中田 喜一
UP:20120109 REV: 20180327
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