『現代資本主義と福祉国家』
加藤 榮一 20061020 ミネルヴァ書房，368p.
last update:20111211
■加藤 榮一 20061020 『現代資本主義と福祉国家』，ミネルヴァ書房，368p. ISBN-10:4623047008 ISBN-13:978-4623047000 \6000 [amazon]／[kinokuniya] ※ l03
■内容
内容（「BOOK」データベースより）
本書は、故加藤榮一論文集全2巻のうちの第1巻であり、著者の「資本主義理解の枠組み」の形成・発展過程を辿るとともに、加藤現代資本主義論=福祉国家論の理論編にあたる。本書において、現代資本主義の歴史的位置、資本主義と国家の関係、資本主義発展史に占める福祉国家の位置づけ、福祉国家と社会主義との関係、民営化の歴史的意義、資本主義の発展構造仮説、20世紀福祉国家システムの解体など、オリジナリティの高い議論が展開されている。
内容（「MARC」データベースより）
「資本主義理解の枠組み」の形成・発展過程を辿るとともに、加藤現代資本主義論=福祉国家論の理論についての論文を収録。現代資本主義の歴史的位置、20世紀福祉国家システムの解体など、オリジナリティの高い議論を展開。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
加藤 榮一
1932年9月東京に生まれる。1957年3月東京大学経済学部卒業。1962年3月東京大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、東北大学教養部講師、同助教授、東京大学社会科学研究所助教授を経て、1978年4月東京大学社会科学研究所教授。1993年3月東京大学停年退官・東京大学名誉教授。信州大学経済学部教授、帝京大学経済学部教授、法政大学現代福祉学部教授を歴任、2003年3月法政大学定年退職。2005年1月7日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第Ⅰ部 現代資本主義
第一章 現代資本主義の歴史的位置
第二章 現代資本主義論の視角
第三章 資本主義の発達と国家
補論一 自由主義国家論ノート
第四章 組織資本主義論と現代資本主義
補論二 現代資本主義と国家
補論三 資本主義は崩壊しなかった
第Ⅱ部 大転換
第五章 福祉国家と社会主義
第六章 現代資本主義の歴史的位相
第七章 SPD・福祉国家・共産主義
補論四 何に向かっての過渡か
第Ⅲ部 福祉国家とそれ以後
第八章 福祉国家と資本主義
第九章 20世紀福祉国家の形成と解体
編者あとがき
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：樋口 也寸志