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『「レズビアン」という生き方――キリスト教の異性愛主義を問う』

堀江 有里 200610 新教出版社,265p.

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堀江 有里 200610 『「レズビアン」という生き方――キリスト教の異性愛主義を問う』,新教出版社, 265p. ISBN-10: 4400427048 ISBN-13: 978-4400427049 \2310 [amazon][kinokuniya] ot, be

内容(「BOOK」データベースより)
キリスト教神学とレズビアン・スタディーズが切り結ぶセクシュアリティ研究の新たな地平。『福音と世界』好評連載に大幅な加筆修正。当事者であること、他者と連なること、現場にふみとどまることから見えてくる生き延びるための思想。
内容(「MARC」データベースより)
1994年、葛藤のなかでわたしは自分が「レズビアン」であることを受け止めた。キリスト教に留まることから見えてくる生き延びるための思想、「たたかい」の中から生まれた理論と実践を綴る。『福音と世界』連載に加筆修正。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
堀江 有里
1968年8月19日、京都市東山区生まれ。逗子市池子育ち。横浜共立学園中学・高校、同志社大学神学部、同大学院神学研究科博士課程前期課程修了。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程前期課程修了。現在、信仰とセクシュアリティを考えるキリスト者の会(ECQA)代表、花園大学非常勤講師、日本基督教団牧師。専門分野は、社会学、レズビアン・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


■目次 

はじめに ――レズビアンとして、この世界で生きること

第1部 「レズビアン」というポジション
01 プライド   ――“自分らしく”あること  
02 ホモフォビア ――“生”を阻害する力    
03 クローゼット ――隠蔽された空間      
04 カミングアウト ――連帯のための実践   
05 コミュニティ ――居場所の確保      
06 ヴァルネラビリティ ――当事者の限界性   
07 トランスジェンダー ――身近な隣人    
08 ジレンマ   ――性的少数者の“苦悩”   
09 レズビアン  ――空白地帯にある存在   
10 サバイバー  ――「性暴力」を考える
11 〔ヘテロ〕セクシズム ――差別構造の仕組 
12 ヘイトクライム ――憎悪が生む残虐性   
13 ヒストリー  ――ある共同体の歩み     
14 アイデンティティ ――“生”の選択    
15 パートナーシップ ――“結婚”の問題    
16 エイジング  ――“新たな”課題       
17 サブジェクト ――“主体”は誰か      
18 クィア    ――包括的な視点?      

第2部 キリスト教と同性愛者差別 ――“たたかい"の現場から
01 なぜ“たたかう”のか
02 アファーム  ――共同作業への道筋     
03 ディベート  ――意図的な忘却       
04 シスターフッド  ――女たちの連帯
05 サブジェクト(2)――「当事者」とは誰か
06 「対話拒否」という事態    
07 バイオレンス ――重層的な排斥
08 〈絶望的〉な思いのなかで
09 チャレンジ  ――対話する“勇気”   
10 新たな〈神学〉構築に向けて  
11 フェミニスト神学との共闘可能性 ――〈レズビアンの不可視性〉を克服するために

文献
あとがき ――あらたな出発に向けて


*作成:植村 要
UP:20090428 REV:20100506
堀江 有里  ◇ゲイ/レズビアン  ◇トランスジェンダー/トランスセクシャル/性同一性障害/インターセックス  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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