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『アンチ・オイディブス 下‐資本主義と分裂症‐』

Deleuze, Gilles・Guatitari, Felix 1972 L'Anti-Oedipe,Les Editions de Minuit
=20061020 宇野 邦一,河出書房新社,416p.


Last Update:20100821
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■Deleuze, Gilles・Guatitari, Felix 1972 L'Anti-Oedipe,Les Editions de Minuit =20061020 宇野 邦一 『アンチ・オイディブス 下‐資本主義と分裂症‐』,河出書房新社,416p. ISBN-10:4309462812 ISBN-13:9784309462813 \1200 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

出版社 / 著者からの内容紹介
最初の訳から二十年目にして“新訳”で送るドゥルーズ=ガタリの歴史的名著。「器官なき身体」から、国家と資本主義をラディカルに批判しつつ、分裂分析へ向かう本書は、いまこそ読みなおされなければならない。

内容(「BOOK」データベースより)
無意職論、欲望論、精神病理論、身体論、家族論、国家論、世界史論、資本論、貨幣論、記号論、芸術論、権力論…のすべてであるとともに厳密な哲学の書でもある奇跡的な著作の新訳。「器官なき身体」とともにあらゆる領域を横断しつつ、破壊と生産をうたう「分裂分析」は、来たるべき思考と実践の指標であり続けている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ドゥルーズ,ジル
1925年生まれ。哲学者。1995年、自ら死を選ぶ

ガタリ,フェリックス
1930年生まれ。精神分析家であるとともにエコロジー、精神医療改革など様々な運動に関与したアクティビスト。1992年死去

宇野 邦一
1948年生まれ。京都大学をへて、パリ第8大学でドゥルーズのもとに学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

第3章 未開人、野蛮人、文明人(承前)
 第8節 〈原国家〉
  国家はただひとつなのか
  カテゴリーとしての国家
  始まりと起源
  国家の進化:〈具体的になること〉と〈内在的になること〉
 第9節 文明資本主義機械
  貨幣
  資本の充実身体
  脱コード化と、脱コード化した流れの連節
  シニシズム
  出自資本と縁組資本
  コードの剰余価値の、流れの剰余価値への変容
  貨幣の二つの形態、二つの登記
  傾向的低下
  資本主義と脱領土化
  人間による剰余価値と機械による剰余価値
  反生産
  資本主義的内在性の異なる様相
  もろもろの流れ
 第10節 資本主義の表象
  その諸要素
  形象または〈流れ‐分裂〉
  〈流れ‐分裂〉の二つの方向:資本主義と分裂症
  コードと公理系との差異
  資本主義国家、これと〈原国家〉との関係
  階級
  階級の二極性
  欲望と利益
  資本主義の脱領土化と再領土化:両者の関係と、傾向的低下の法則
  公理系の両極:専制君主的シニフィアンと分裂症的形象、バラノイアと分裂症
  三大社会的機械の要約:大地機会、専制君主機械、資本主義機械(コード化、超コード化、脱コード化)
 第11節 最後はオイディブス
  連用
  社会的再生産と人間の再生産
  イメージの2つの秩序
  オイディブスと極限
  オイディブスと三つの状態の要約
  専制君主の象徴と資本主義のもろもろのイメージ
  良心の呵責
  アダム・スミスとフロイト

第4章 分裂分析への序章
 第1節 社会野
  父と子供
  オイディブスは父の概念である
  循環としての無意識
  社会的備給の優位:その二つの極としてのパラノイアと分裂症
  モル的なものと分子的なもの
 第2節 分子的無意識
  欲望と機械
  生気論と機械論の彼岸へ
  機械の二つの状態
  分子的機能主義
  もろもろの総合
  リビドー、大きな集合とミクロの多様性
  欲望の巨人性と矮小性
  非人間的な性:ひとつの性でも、2つの性でもなく、n個の性
 第3節 精神分析と資本主義
  表象
  表象と生産
  神話と悲劇に抗して
  神話と悲劇に対する精神分析の両義的な態度
  どんな意味で、精神分析は表象を破壊し、どんな意味でそれを再建するのか
  資本主義の要求
  神話的、悲劇的、精神分析的表象
  演劇
  主観的表象と構造的表象
  構造主義、家族主義、そして欠如の崇拝
  分裂分析の破壊の仕事、無意識の清掃:敵対的活動
  脱領土化と再領土化:両者の関係、そして夢
  機械的諸指標
  政治化:社会的疎外と精神的疎外
  人工的なものとプロセス、古い台地と新しい台地
 第4節 分裂分析の肯定的な第一の課題
  欲望的生産とその諸機械
  部分対象の規定
  受動的総合
  器官なき身体の規定
  シニフィアンの連鎖とコード
  器官なき身体、死と欲望
  死を分裂症化すること
  精神分析における死の奇妙な崇拝:疑似本能
  モル的なものと分子的なものの親和力の問題
  分裂分析の機械技術的な課題
 第5節 第二の肯定的課題
  社会的生産とその諸機械‐二極理論
  第一命題:あらゆる備給はモル的社会的である
  群居性、その選別と形式
  第二命題:社会的諸備給の中で、階級ないしは利害の前意識的備給と、集団ないしは欲望の無意識的リビドー備給とを区別すること
  社会野のリビドー備給の本性
  2つの集団
  性愛の役割、「性の革命」
  第三命題:社会野のリビドー備給は、もろもろの家族的備給に先立つものである
  フロイトにおける「女中たち」の理論、オイディブスと普遍的家族主義
  精神分析の悲惨:4、3、2、1、0
  反精神医学でさえも……
  分裂症者は、何を病んでいるのか
  第四命題:リビドーの社会的備給の両極
  芸術と科学
  革命的運動との関係における分裂分析

補遺 欲望機械のための総括とプログラム

原注
あとがき‐世紀を超えてこの本が生き延びる理由
人名索引

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志 
UP:20100821 REV:
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