『べてるの家はいつもぱぴぷぺぽ』
すずき ゆうこ 20060921 McMedian,143p.
last update: 20110614
■すずき ゆうこ 20060921 『べてるの家はいつもぱぴぷぺぽ』,McMedian,143p. ISBN-10: 499032370X ISBN-13: 978-4990323707 \1575 [amazon][kinokuniya] ※ m beteru. sst.
■著者
スタッフとしてべてるの家に携わる傍ら、元小学校教諭だったことから、学
級通信を書くノリでべてるの日常を綴ったのが今日の『ぱぴぷぺぽ通信』に至っ
ている。
関西出身(兵庫県)だけあって、「べてる」のなかでもツッコミには定評があ
る。
■内容
北海道・浦河町にある精神障害を体験した人達の活動拠点「べて
るの家」が、1997年よりFAXで配信してきたマンガエッセイ、べてるの家の『ぱ
ぴぷぺぽ通信』の傑作集。
うたって、おこって、泣いて、笑って、問題だらけのべてるの日常とエピソード
が満載!明るい精神病の世界と、べてるの元気の秘訣はこの「笑い」のなかに隠
されている!?
「ぱぴぷぺぽ」とは、病状の悪い様子のこと。べてるの家代表の早坂潔さんが講
演のために東京へ来たとき、山手線の車中で調子を崩し、知人の家へ緊急避難し
た際に、「ぱー!」、「ぽー!」と言って飛び跳ねたのがはじまり。以後、べて
るでは、幻覚妄想状態など、病状がひどくなることを「ぱぴぷぺぽ状態」と言う
ようになった。
■目次
・まえがき 向谷地生良
・三度の飯よりミーティング
・偏見差別大歓迎
・自分でつけよう自分の病名
・安心してサボれる会社づくり
・勝手に治すな自分の病気
・べてるに来れば病気がでる
・公私混同大歓迎
・場の力ーSSTとともにー
・リハビリテーションからコミュニケーションへ
・幻聴から幻聴さんへ
・幻覚&妄想大会
・早坂潔
・佐々木実
・向谷地ファミリー
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:山口 真紀