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『死刑廃止の研究 五版』

三原 憲三 20060901 成文堂,732p.


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■三原 憲三 20060901 『死刑廃止の研究 第五版』,成文堂,732p. ISBN-10: 4792317320 ISBN-13: 978-4792317324 10500 [amazon]

■内容(「MARC」データベースより)
激しい論議が展開されている死刑について、廃止すべきであるとの立場からその問題を考察。死刑の歴史的発展および諸外国の現状、死刑存廃論の系譜、誤判と 死刑、少年と死刑の4編構成で死刑について論じる。

■目次

第五版のはしがき
初版〜第四版のはしがき
序――死刑廃止への道標
第一編 歴史的考察および諸外国の現状
 第一章 わが国における死刑の歴史的発展
  第一節 古代の氏族刑法における死刑
   一 上代のつみ 二 上代の刑罰 三 上代の裁判
  第二節 上世における刑法と死刑
   一 大宝律 二 養老律 三 律の刑罰の種類 四 八虐の罪 
   五 死刑の種類とその執行 六 養老律以後
  第三節 わが国における死刑廃止
   一 神亀の死刑廃止 二 弘仁の死刑廃止
  第四節 平安時代および後期
  第五節 武家法時代初期
   一 武家法時代初期の死刑 二 御成敗式目(武家法)
  第六節 戦国時代および安土桃山時代
  第七節 江戸時代
   一 御定書百箇条における死刑 二 寛政刑典
  第八節 近代
   一 仮刑律 二 新律綱領 三 改定律例 四 旧刑法 五 現行刑法
   六 改正刑法仮案 七 改正刑法準備草案 八 改正刑法草案
 第二章 諸外国における死刑の現状
  第一節 世界の死刑
第二編 死刑存廃論の系譜
 第一章 死刑存置論の動向
  第一節 総説
  第二節 復讐心
  第三節 死刑を肯定する思想――トマス・アクィナス――
  第四節 多くの思想家による存置論
  第五節 ルソーの主張
  第六節 ロンブローゾの主張――他にラカッサーニュの主張――
  第七節 わが国における死刑存置論
   一 民族的法律観念(民族確信・応報的観念)を理由とする死刑存置論
   二 威嚇力(抑制力・抑止力、一般予防的観点)を理由とする死刑存置論
   三 社会契約説を理由とする死刑存置論 
四 国民性と社会状態を理由とする死刑存置論
 第二章 死刑廃止論の展開
  第一節 総説
  第二節 ベッカリーアの主張
  第三節 その他の主張
  第四節 一八世紀および一九世紀における主張
  第五節 文学の領域での主張
  第六節 二〇世紀における主張
  第七節 わが国における死刑廃止論の台頭
  第八節 立法上の問題
   一 立法の過程 二 その後の状況
  第九節 死刑廃止運動をめぐる諸問題
  第一〇節 死刑をめぐる国際的な議論状況
  第一一節 死刑をめぐる展望
  第一二節 死刑廃止論の根拠の分類
   一 人道主義・宗教的見地を理由とする死刑廃止論
   二 死刑に威嚇力(抑制力・犯罪抑止力)なしとの理由による死刑廃止論
   三 誤判を理由とする死刑廃止論
   四 被害者賠償を理由とする死刑廃止論
   五 死刑事件の被告の主張
第三編 誤判と死刑
 第一章 わが国における誤判事件
  第一節 総説
  第二節 わが国における誤判によって死刑に処せられたとする一例
  第三節 明治時代の死刑誤判事件
   一 東京府江北村の尊属殺人事件
   二 本所うどん屋主人殺し及び深川薪屋妻子殺し事件
   三 群馬県の巡査殺し事件
   四 大逆事件(幸徳秋水事件)
  第四節 大正時代の死刑誤判事件
   一 新潟県の一家四人死刑事件
   二 東京柳島四人殺し事件
   三 鈴ヵ森おはる殺し事件
  第五節 昭和・第二次世界大戦前の死刑誤判事件
   一 岡山の毒団子事件 二 大阪の十三釣堀屋事件
  第六節 昭和・第二次世界大戦後の死刑誤判事件
   一 幸浦事件 二 松川事件 三 二俣事件 四 木間ヶ瀬事件
   五 八海事件 六 仁保事件 七 免田事件 八 財田川事件
   九 松山事件 一〇 島田事件 一一 山中事件
 第二章 外国における誤判事件
  第一節 フランスの死刑誤判事件
   一 カラス事件 二 アルフレッド・ドレフュース事件
   三 フラマン事件
  第二節 アメリカの死刑誤判事件
   一 サッコ・ヴァンゼッティ事件 二 ローゼンバーグ夫妻事件
   三 ミラー事件
  第三節 ドイツの死刑誤判事件
   一 ジュネーブ事件 二 ブーセ・ツィーゲンマイヤー事件
   三 ヤクボフスキ事件 四 国会議事堂放火事件
  第四節 イギリスの死刑誤判事件
   一 ジョン・エヴァンス事件
   二 ブラッドフォード事件
第三章 誤判問題の小括
  第一節 誤判問題の本質
  第二節 わが国の刑事司法制度と国際刑事人権法
   一 誤判と刑事裁判
   二 国際人権法におけるわが国の刑事司法と死刑
第四編 少年と死刑
 第一章 いわゆるピストル射殺魔――永山事件
  一 犯罪事実
  二 第一審判決(死刑判決とその理由)
  三 第二審判決(無期懲役判決とその理由)
  四 上告審差し戻し判決
  五 第二次控訴審判決
  六 上告審差し戻し判決に対する評釈
  七 第二次控訴審判決に対する評釈
  八 第二次上告審判決
 第二章 名古屋の大高緑地事件
  一 犯罪事実 二 第一審判決 三 第一審判決に対する評釈
  四 控訴審判決 五 控訴審判決に対する評釈
むすび――死刑に代わるべき刑罰
Zusammenfassung der "Untersuchung uber die Abschaffung der Todesstrafe"
Summary of "Research Regarding the Repeal of Capital Punishment"
死刑関係文献目録
重無期刑の創設及び死刑制度調査会の設置等に関する法律案要綱
 (終身刑導入と死刑制度調査会設置等に関する法案)
日弁連死刑執行停止実現委員会の死刑執行停止法案

■紹介・引用

  *作成:櫻井 悟史
UP:20071130
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