『心脳コントロール社会』
小森 陽一 20060710 筑摩書房,202p.
■小森 陽一 20060710 『心脳コントロール社会』,筑摩書房,202p. ISBN-10:4480063129 ISBN-13:978-448006312 \714 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容(「BOOK」データベースより)
それと気づかれないまま、人を特定の方向に誘導するマインド・マネジメント。脳科学の知見を取り入れた「心脳マーケティング」に基づくこの手法は、今や商品広告のみならず、政治の世界でも使われている。マス・メディアを通してなされるこの種の「心脳」操作は、問題を「快」か「不快」かの二者択一に単純化し、人を思考停止へと追い込む。「テロとの戦い」を叫ぶ米ブッシュ政権も、「改革」を旗印とする小泉政権も、この手法を用いて世論を動かした。その仕組みを明らかにし、「心脳」操作に騙されないための手立てを提示する。
■内容(「MARC」データベースより)
脳科学を取り入れた「心脳」操作術。「心脳」操作は、問題を「快」か「不快」かの二者択一に単純化し、人を思考停止へと追い込む。その仕組みを明らかにし、「心脳」操作に騙されないための手立てを提示する。
■目次
第1章 商品化される心脳科学
第2章 心脳マーケティングの時代
第3章 ブッシュ政権の「心脳」操作
第4章 人間にとっての言語と心脳
第5章 「小泉劇場」の深層
第6章 脱・心脳コントロールへ
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:櫻井 浩子