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『メディア社会―現代を読み解く視点』

佐藤 卓己 20060620 岩波書店,221p.


Last Update:20100819
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■佐藤 卓己 20060620 『メディア社会――現代を読み解く視点』,岩波書店,221p. ISBN-10:4004310229 ISBN-13:978-4004310228 \798 [amazon][kinokuniya]

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
ITの急速な進展など、加速する情報化社会において、メディアの果たす役割はますます重要になっている。私たちはメディアの現状をどうとらえ、どう接するべきか。そもそもメディアの本質とは何か。小泉政治やライブドア事件など、さまざまなニュースや社会現象の分析を通し、メディアと現代社会のありようを鋭く読み解く。

内容(「MARC」データベースより)
メディアの役割がますます重要になっている現在、私たちはメディアの現状をどうとらえ、どう接するべきか。小泉政治やライブドア事件など、様々なニュースや社会現象を分析し、メディアと現代社会のありようを鋭く読み解く。

■目次

はじめに‐メディア社会で「自然」に生きるとは
T 「メディア」を知る
 第1章 「メディア」とは何か
  1 「メディア」は広告媒体である
  2 交通革命と万国博覧会
  3 電子メディアと「子供の消滅」
  4 「最後の人間」とニュー・メディア
  5 情報化は民主化か
 第2章 「情報」とは何か
  6 「情報」は軍事用語である
  7 ラジオ人の文明
  8 プロパガンダの時代
  9 「原爆による平和」と「情報による平和」
  10 報道写真の読み方
  11 「宇宙戦争」の情報戦
 第3章 メディアと「記憶」
  12 戦争の記憶と忘却
  13 玉音放送と集団的記憶
  14 メディア・イベントの誕生
  15 「八月ジャーナリズム」の起源
  16 教科書をめぐる文章と発話の相克
  17 中国の「記憶」カレンダー
  18 メディアの中の天皇像

U メディアの「現在」をどうみるか  第4章 ジャーナリズムを取り巻く環境
  19 「零年」のない新聞社
  20 言論統制の連続性
  21 新聞形式と読者の変貌
  22 匿名化と情報統制の危機
  23 ジャーナリズムの冷笑主義
 第5章 変わる「輿論」と世論調査
  24 劣化する世論調査
  25 憲法をめぐる「ヨロン」と「セロン」
  26 「大統領の陰謀」という議題設定
  27 「うわさ」のニュース化
  28 「国民の選択」の教訓
  29 孤立を恐れる大衆心理
 第6章 メディア政治とドラマ選挙
  30 ニューディール・コメディ・2005
  31 ステレオタイプ化する選挙報道
  32 マニフェストの消費者行動
  33 テレ・フェミニズムの仕組み
  34 ファシズム予言の賞味期限

V 変動するメディア社会
 第7章 メディアの文化変容
  35 書物が普通のメディアになるとき
  36 情報化による意味の空洞化
  37 ニュー・メディアは危険か?
  38 情報を伝えないメディア
  39 言語力かメディア力か
 第8章 テレビのゆくえ
  40 犯罪報道の落とし穴
  41 「情報弱者」のメディア
  42 ビデオ革命の意味
  43 「NHK問題」の比較メディア論
  44 公共放送の公共性とは
  45 テレビのレトロ・フューチャー
  46 回帰すべき「放送の未来像」
 第9章 脱情報化社会に向けて
  47 ホリエモンの野望
  48 ネット空間の中の自己拡大
  49 ネット選挙の弾丸効果?
  50 出版資本主義からネット資本主義へ

あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:竹川 慎吾 更新:樋口 也寸志 
UP: 20100726 REV:20100819
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