『地域社会の政策とガバナンス』(地域社会学講座3)
矢澤 澄子 監修・玉野 和志・三本松 政之・岩崎 信彦 編 20060510 東信堂,304p.
last update:20120222
■矢澤 澄子 監修・玉野 和志・三本松 政之・岩崎 信彦 編 20060510 『地域社会の政策とガバナンス』(地域社会学講座3),東信堂,304p. ISBN-10:4887136803 ISBN-13:978-4887136809 \2835 [amazon]/[kinokuniya] ※ s c14 c05 npo mc
■内容
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岩崎 信彦
神戸大学文学部教授
矢澤 澄子
東京女子大学文理学部教授
玉野 和志
首都大学東京都市教養学部准教授
三本松 政之
立教大学コミュニティ福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序
第T部 地域政策の展開と地域の変容
第1章 戦後日本の地域政策
1 開発政策としての地域政策
2 地域政策の概念規定
3 地域政策の類型化と時期区分
4 地域開発政策の結末
5 これからの地域政策と地域社会学
第2章 地域開発政策と農村の変容
1 問題の所在
2 地域開発政策と基本法農政
3 農村工業化の展開と農業=農村、農民生活の危機と崩壊
4 小括
第3章 都市化と都市政策の展開
1 戦後復興から高度成長期における都市化と地域解体
2 一極集中による都市問題の発生
3 住民運動と都市計画
4 都市再生とコミュニティのリ・デザイン
第U部 地域の変容と住民活動の展開
第1章 子育て、教育をめぐる運動の展開
1 子どもをめぐる歪みと教育の学校への一元化
2 子どもを育む社会制度としての教育の変遷
3 戦後における地域教育運動の展開
4 子育ての社会化
第2章 福祉の地域化とボランタリー・セクター
1 福祉の地域化
2 福祉コミュニティ論の課題
3 社会福祉における課題認識の変化とインクルージョン
4 インクルージョンと福祉NPO
5 ボランタリー・セクターと公共性
第3章 地域経済とまちおこし
1 地方都市と中心市街地の衰退
2 都市に関わる諸理論と都市再生の原理
3 事例分析
4 今後の地方都市の行方
第4章 災害とまちづくり
1 災害問題をめぐるまちづくりの諸相
2 震災復興まちづくりの展開
3 復興まちづくりの課題と可能性
第5章 外国人と多文化共生
1 「多文化共生社会」を考える糸口
2 「うまくいく」とは?
3 「犯罪がないこと」
4 「空洞化」と「占有化」
第V部 地域ガバナンスと地域社会学の技法
第1章 地域政策と地域ガバナンス
1‐1 90年代以降の分権改革と地域ガバナンス
1 地方分権改革の流れ
2 今回の分権改革の特徴
3 分権改革の背景と展望
4 問われる地域ガバナンス
1‐2 地域政策策定過程と公共性担保の技法
1 地域政策の現状
2 地域政策の展開をみる
3 公共性と地域政策
1‐3 地域住民組織と地域ガバナンス
1 社会構成と地域住民組織・集団の類型
2 町内会・自治会
3 これからの地域住民組織と地域ガバナンス
第2章 地域政策の策定の技法
2‐1 木造密集市街地「再生」の技法
1 木造密集市街地とは
2 木造密集市街地問題と整備の問題
3 木造密集市街地整備事業の展開と課題
2‐2 マンション建設と地域計画
1 合法と合意の溝
2 マンション建設に揺らぐ京都の都市構造
3 地域計画
第3章 住民参画の技法
3‐1 新しい住民参画の技法と政策決定
1 住民参画の新しい技法
2 市民参加条例による行政と市民の協働
3 住民投票による政策決定への参画
4 住民参画の意義と議会改革
3‐2 ボランティアの育成と組織化
1 問題の設定
2 問題解決過程におけるボランティア
3 ボランティアの意思と社会の動力学
4 考察
3‐3 公共サービスをめぐる市民活動団体の戦略
1 多様化する公共サービスの担い手
2 神戸市の都市経営と市民活動団体の戦略
3 委託事業のインパクトとその問題性
4 まとめ
政策形成・評価のツールの開拓
市民参画型社会調査
ニーズ調査
コミュニティ・カルテ
社会指標(social indicators)
アクションリサーチ(Action Research)
GIS、社会地図
シミュレーション(Simulation)
ハザードマップ
引用・参考文献
あとがき
執筆者紹介
人名索引
事項索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志