『性同一性障害の社会学』
佐倉 智美 20060525 現代書館,213p.
last update:20110301
■佐倉 智美 20060525 『性同一性障害の社会学』,現代書館,213p. ISBN-10: 4768469213 ISBN-13: 978-4768469217 \1800 [amazon]/[kinokuniya] ※ t05
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
オチンチンがある子はなぜ男の子なのか?性同一性障害の当事者であり、研究者である著者が最新の研究成果をもとに“性別”をめぐるさまざまな問題を目からウロコの納得分析。最も分かりやすいトランスジェンダー学入門。
内容(「MARC」データベースより)
オチンチンがある子はなぜ男の子なのか? 性同一性障害の当事者であり研究者である著者が、最新の研究成果をもとに「性別」をめぐるさまざまな問題を目からウロコの納得分析。最も分かりやすいトランスジェンダー学入門。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐倉 智美
1964年、関西生まれ。幼いころより自分の「男」という性別に違和感を覚え、1997年、自分らしく生きることを求め、社会的・文化的性別を「女」へと転換。講演・講義は、三重大学「性の多様性概論」(平成14年度)、日本女性会議2003大津をはじめ、多数。2005年3月、大阪大学大学院人間科学研究科修了(修士号取得)。2004年6月よりNPO法人「SEAN」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
巻頭エッセイ 太陽の塔は女か男か!?――まえがきにかえて
第1部 社会現象としてのトランスジェンダー
はじめに
第一章 トランスジェンダーの現状
第二章 ジェンダー秩序・ジェンダー体制とトランスジェンダー
第三章 トランスジェンダーをめぐる言説と疑問
第四章 トランスジェンダーから見えてくるジェンダー)
おわりに――まとめにかえて
第2部 学際的トランスジェンダー考
「性同一性障害者性別特例法」に見る現代日本の“性の多様性”事情
「性同一性障害」は障害か?―性の多様性の臨床社会学的考察
レイベリング論で考察する「性同一性障害」―ジェンダー規範からの逸脱と精神疾患の間
幼児教育と学校ジェンダー問題―「性同一性障害」は学校でつくられる!? ほか
参考文献リスト
巻末エッセイ モリゾー・キッコロは女でも男でもなかった――あとがきにかえて
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:中倉 智徳