HOME > BOOK >

『現代に生きるケインズ――モラル・サイエンスとしての経済理論』

伊東 光晴 20060519 岩波書店,226p.

last update:20100708

このHP経由で購入すると寄付されます

■伊東 光晴 20060519 『現代に生きるケインズ――モラル・サイエンスとしての経済理論』,岩波書店,226p. ISBN-10:400431013X ISBN-13: 978-4004310136 \777 [amazon][kinokuniya]

■内容


内容(「BOOK」データベースより)
ケインズ革命が否定され「小さな政府」論が隆盛を誇る今日、主著『一般理論』はどう読み直されるべきか。英国で公表された資料などをもとに、その意外な成立事情、内在する矛盾、誤った解釈などを論じ、現代日本の不況対策のあり方を考察する。名著『ケインズ』(岩波新書)刊行から四十余年、待望の最新ケインズ案内。
内容(「MARC」データベースより)
「小さな政府」論が隆盛を誇る今日、主著「一般理論」はどう読み直されるべきか。新資料をもとに、その意外な成立事情、誤った解釈などを論じ、現代の不況対策のあり方を考察。21世紀にケインズを甦らせる待望の書。

■目次

序章 ケインズ没後六〇年―いま問われねばならないもの
第1章 道徳科学としてのケインズ体系―伝統的体系の継承
第2章 ケインズ理論再考―パラダイム転換
第3章 妥協の書『一般理論』(ケインズの金融市場分析―新古典派への妥協とケインズの真意
乗数論の誤った理解―それがケインズ政策批判を生みだした
カーンの提言が新古典派反革命を用意した)
第4章 ヒックスによるケインズ理解―IS‐LM分析の誤り
終章 学説史のなかのケインズ(道徳哲学から道徳科学へ
ケインズの市場観
ホモ・エコノミカス批判)

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:竹川 慎吾
UP:20100708 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)