『近代性論再考――パーソンズ理論の射程』
進藤 雄三 20060425 世界思想社,240p.
last update:20100507
■進藤 雄三 20060425 『近代性論再考――パーソンズ理論の射程』,世界思想社,240p. ISBN-10:4790711803 ISBN-13:978-4790711803 \2100 [amazon]/[kinokuniya] ※ s
■出版社からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
「近代性の理論家」としてのパーソンズの業績の総体と、その再解釈のための見取り図を提示し、緻密なテキストクリティークを介することにより、ポストモダンの知的状況におけるパーソンズ社会理論の持つ意味を解き明かし、その可能性を探る。
内容(「MARC」データベースより)
「近代性の理論家」としてのパーソンズの業績の総体と、その再解釈のための見取り図を提示。また、ポストモダンの知的状況におけるパーソンズ社会理論の持つ意味を解き明かし、その可能性を探る。
■目次
序章
第1章 パーソンズ―近代性の理論家
1 パーソンズの社会理論―ー業績と二次文献概観
2 ポストモダン状況におけるパーソンズ
3 「近代性」への視点
第2章 ポストモダン論の解読―知識社会学的試論
1 ポストモダン論――ポストモダ二ズムからポスト近代性へ
2 多文化主義、フェミニズム、ポスト近代性
3 「近代性」と「ポスト近代性」
4 ポストモダン論とポスト近代性
第3章 社会学理論の現在―ポストモダン論とポスト・パーソンズ
1 問題設定
2 「ポスト・パーソンズ」―― 一九七〇年代の位置
3 ポストモダン論と社会学理論
4 社会学理論の現在――ポストモダン論の意味
第4章 パーソンズ社会理論の構成的契機
1 理論的――実践的課題
2 アメリカ型「近代」の処方――専門職論の構築
3 アメリカ型「近代」の解釈――「宗教」の枢要性
4 アメリカ型「近代の位置――グローバリゼーションとアメリカニゼーション
第5章 パーソンズ社会理論の受容と批判1―医療社会学のケース
1 パーソンズと医療社会学
2 医療社会学におけるパーソンズ批判
3 病人役割をめぐって
4 パーソンズ「医療」論の可能性
第6章 パーソンズ社会理論の受容と批判2―家族社会学のケース
1 パーソンズと家族社会学
2 家族社会学におけるパーソンズ批判
3 「近代家族」論をめぐって
4 パーソンズ「家族」論の可能性
第7章 パーソンズ社会理論の可能性
1 パーソンズの二つの顔
2 近代性への視座T――ホッブズ的秩序問題再考
3 近代性への視座U――アンビヴァレンスの社会理論>
4 ポストモダンにおける社会学理論――パーソンズ社会理論の可能性
終章
あとがき
文献
*作成:櫻井 浩子