『ワードマップ グラウンデッド・セオリー・アプローチ ――活用のための方法とノウハウ』
戈木クレイグヒル滋子 20060420 新曜社,200p.
last update:20101220
■戈木クレイグヒル滋子 20060420 『ワードマップ グラウンデッド・セオリー・アプローチ ――活用のための方法とノウハウ』,新曜社,200p. ISBN-10:4788509911 ISBN-13:9784788509917 \1890 [amazon]/[kinokuniya] q03 sm-aa ※
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
多様で異質なデータから概念を抽出し理論へと至る過程を、ステップごとに懇切に解説。
内容(「MARC」データベースより)
現場から生きたデータを集め、分析し理論を創出する方法であり、現在看護学や医学、心理学、社会学で関心を集めている「グラウンデッド・セオリー・アプローチ」の技法を具体的にどう用いるのかを平易に解説する。
著者からのコメント
この本は、質的研究方法の基礎がわかった上でグラウンデッド・セオリー・アプローチを実際に使ってみたいという方々を対象に、データ分析から理論を生みだすまでの過程を説明したものです。
著者について
1994年 カリフォルニア大学サンフランシスコ校博士課程修了看護学博士,現在は首都大学東京 健康福祉学部教授
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
戈木クレイグヒル 滋子
1994年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校博士課程修了。看護学博士。首都大学東京健康福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はじめに
1 質的研究とグランデッド・セオリー・アプローチ
1-1 質的研究とは何か?
1-2 グランデッド・セオリー・アプローチの概要
1-3 データに根ざした理論
1-4 グランデッド・セオリー・アプローチの長所と弱点
1-5 グランデッド・セオリー・アプローチの学び方
2 グランデッド・セオリー・アプローチの分析の流れ
2-1 グランデッド・セオリー・アプローチの特徴
2-2 データ分析の流れ
3 リッチなデータの捕獲
3-1 リッチなデータ
3-2 データ収集のトレーニング
3-3 データ収集を楽しむためのグッズ
4 見えない概念を把握するための技法
4-1 概念
4-2 プロパティとディメンション
4-3 カテゴリー
5 データとの距離のとり方
5-1 データの切片化
5-2 問いを立てる
5-3 比較
5-4 メモ
5-5 アブダクション
6 理論を生みだすまで
6-1 カテゴリーの関連づけ
6-2 理論の生成
6-3 理論的サンプリングと理論的飽和
7 さいごの詰め
7-1 何をどうおこなったか
7-2 結果としてわかったこと
8 よくある質問と答え
Q&A
おわりに
文献
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志