『リベラルからの反撃――アジア・靖国・9条』
『論座』編集部 20060425 朝日新聞社,259p.
last update:20110425
■『論座』編集部 20060425 『リベラルからの反撃――アジア・靖国・9条』,朝日新聞社,259p. ISBN-10:402259896 ISBN-13:978-4022598967 \1260 [amazon]/[kinokuniya] ※ 0308na 0712mm
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
「靖国」「改憲」そして「愛国」「伝統」「反中」「嫌韓」―勇ましく、威勢のよい声ばかりがかまびすしい右傾化するニッポン。そして、それに対する声があまりにも小さくないか。沈黙は論壇の衰退につながる。右でもない、左でもない、リベラルな立場から、もう一度、冷静で本質的な議論を広げよう。
内容(「MARC」データベースより)
小泉自民党が大勝し、憲法改正すら現実味を帯びてきた右傾化するニッポン。9条を変えるべきなのか、靖国問題の解決策とは何か。リベラルな立場からの冷静で本質的な議論を訴える。『論座』掲載ほかをもとに単行本化。
■目次
序 いまこそ論壇の「構造改革」を
後藤田正晴の「遺言」――東京裁判・靖国・外交
第1章 保守リベラルから
政治家は「勇ましい姿」より「ちょっと待てよ」の気概を
「真の保守主義」再生しかない
自民党の〈変貌〉と保守・右翼層の〈分裂〉
第2章 憲法改正
「“護憲的改憲”を目指せ」「今の日本には護憲が得策」
日本の立憲主義よ、どこへ行く?
九条削除論――憲法論議の欺瞞を断つ
第3章 靖国と外交
戦後60年の日本・アジア・世界
靖国参拝が壊したアジアとの和解
眠れる外交
「靖国」の土俵から降りなければ展望は開けない
リベラル「理論武装」のためのブックガイド
1 リベラリズムの源流を訪ねて――知的緊張を追体験せよ
2 国際政治における介入と対抗のリベラリズム―リベラルな日本外交のために
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志