『だから言わんこっちゃない――障害者自立支援法成立の足あとと評価』
きょうされん障害者自立支援法対策本部 編 20060420 きょうされん,70p.
■きょうされん障害者自立支援法対策本部 編 20060420 『だから言わんこっちゃない――障害者自立支援法成立の足あとと評価』,きょうされん 萌文社,70p. ISBN-10: 4894911051 ISBN-13: 978-4894911055 \700 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
「MARC」データベースより
障害者自立支援法が実施され、新たな負担増に不安や戸惑い募らせる利用者。不安や負担感の要因となっている応益負担制度をなくしていくことを目的に、自立支援法の実相を体系的に押さえ、コンパクトにまとめる。
■目次
はじめに
I. 障害者自立支援法の成立までの足あと
1. 経過をとらえるための四つの観点
2. 経過にみる主な事柄
(1) 「介護制度改革本部」の設置と統合方針の提示
(2) 社会保障審議会での障害関連八団体の意見表明
(3) 新法を前提にグランドデザイン案
(4) 統合断念と新たな利用者負担案
(5) 自立支援法案の閣議決定
(6) 「新しい障害福祉サービスを考える会」の発足
(7) 衆議院厚生労働委員会での参考人意見陳述
(8) 法案修正をめぐっての攻防
(9) 衆議院での最初の可決成立
(10) 衆議院の解散に伴って廃案
(11) 法案の再提出と可決成立
(12) 二〇〇六年度政府予算案編成で見え始めてきた本質
(13) 障害関連団体による集会・フォーラム
3. 「一旦は廃案に」をどうとらえるべきか
4. 一転して可決成立へ
II. 障害者自立支援法についての評価
1. 積極的な側面
2. 問題点
(1) 内容面の問題点
(2) プロセス面の問題点
III. 施行にあたっての基本視点と対応策
IV. 改善運動をどうすすめるか
1. 法の成立は認めるが、法の誤りまでは受け入れられない
2. 各地における運動をどうすすめるか
3. 地域の実態を押さえながら
4. 各作業所・施設や団体で当面何をすべきか
おわりに
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治