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『近代日本「美学」の誕生』

神林 恒道 20060310 講談社,317p.

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last update: 20200116

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神林 恒道 20060310 『近代日本「美学」の誕生』,講談社,317p.ISBN-10: 406159754X ISBN-13: 978-4061597549 欠品 [amazon][kinokuniya]

■内容

amazonより

明治以降、西欧の美学はいかに咀嚼されたかフェノロサを端緒とし岡倉天心が展開した芸術論「審美学者」鴎外の緒論などを検討し「日本の美」学から「日本の美学」へと練り上げられてゆく論点の軌跡を探る。

「BOOK」データベースより

フェノロサ『美術真説』と坪内逍遙『小説神髄』によって基礎を打ち立てられた日本の美学。岡倉天心は理念を実践的に展開し、森鴎外はハルトマンを武器に学問としての有効性を定着させる。明治以降、西欧から導入された美学はどのように咀嚼され、固有の美意識をどのように反映させてきたのか。絵画・彫刻・文学・音楽における芸術思想の流れを追う。


■目次

「日本」の美学と日本の「美学」

第1部 美学と美術史(西洋に対する東洋―岡倉天心の芸術論;「日本」の美学の形成―フェノロサから天心へ;「日本美術史」と「東洋の理想」―美術史学の構想;森鴎外と「美学」―明治美学史への試み)

第2部 芸術論の展開(青木繁と浪漫主義絵画―芸術の創造性を求めて;「緑色の太陽」は「印象派宣言」か―高村光太郎のモダニズム;ロダンと彫刻の近代―彫刻の触覚性をめぐって;子規のリアリズム―「風流はいづくにもある可し」;日本のロマン主義―「文学界」から「日本浪曼派」へ;洋楽受容と音楽美学―教育音楽から芸術音楽へ)


■著者略歴

「BOOK著者紹介情報」より

神林/恒道
1938年新潟市生まれ。京都大学大学院博士課程修了。大阪大学名誉教授、立命館大学大学院教授、文学博士。専攻は美学美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20200116 REV:
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