『病魔という悪の物語―チフスのメアリー 』
金森 修(かなもり・おさむ) 20060300 筑摩書房,143p.
■金森 修 20060300 『病魔という悪の物語―チフスのメアリー』,筑摩書房,143p. ISBN-10: 4480687297 735円 [amazon]
■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
二〇世紀初め、毒を撤き散らす悪女として恐れられた患者の実話。エイズ、鳥インフルエンザなど、伝染病の恐怖におびえる現代人にも、多くの問いを投げかけている。
■目次
第1章 物語の発端(事件以前のメアリー チフス患者の発生 ほか)
第2章 公衆衛生との関わりのなかで(腸チフス チフスと戦争 ほか)
第3章 裁判と解放(法的な問題 「チフスのメアリー」の露わな登場 ほか)
第4章 再発見と、その後(自由になって 恋人の死 ほか)
第5章 象徴化する「チフスのメアリー」(一般名詞化するメアリー 勝ち馬に乗る歴史 ほか)
■紹介・引用
■書評・言及
*作成:西嶋 一泰