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『未来派左翼〈下〉 グローバル民主主義の可能性をさぐる』

Negri, Antonio 2006 Goodbye Mr Socialism,Giangiacomo Feltrinelli Editore
=20080425 廣瀬 純 訳,日本放送出版協会,221p.

last update:20111126

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■Negri, Antonio 2006 Goodbye Mr Socialism,Giangiacomo Feltrinelli Editore =20080425 廣瀬 純 訳 『未来派左翼〈下〉 グローバル民主主義の可能性をさぐる』,日本放送出版協会,221p. ISBN-10:4140911107 ISBN-13:978-4140911105 \966 [amazon][kinokuniya] ※ h01 2misri201003 1irq g03 bp w01 l03 e05 p06 sa fm05

■内容

出版社/著者からの内容紹介
クリエイティブに抵抗せよ!
時代の危機をどう乗り越えるか? ネグリ待望の新刊!

内容(「BOOK」データベースより)
いまや保守化し自己保身に終始するようになった左翼たち。「前衛」「改革」「革命」などの創造的ビジョンはどこへ行ったのか?左翼は本来のクリエイティビティを失ったのか?シアトルやジェノヴァでの抗議デモ、ブラジルにおけるルラ大統領の試み、パリの郊外からフランス全土に広がった叛乱、不安定労働者たちによる自律的なデモ行進…一九八九年以降、およそ一五年の間に世界中で起きた出来事を分析し、そこに、未来への道を切り開く「新たなる創造性」を見出す。コミュニズムの予兆を探る、ネグリ待望の新刊。

出版社からのコメント
目覚めよコミュニズム。
いまや保守化し自己保身に終始するようになった左翼たち。
「前衛」「改革」「革命」などの創造的ビジョンはどこへ行ったのか?
左翼は本来のクリエイティビティを失ったのか?

シアトルやジェノヴァでの抗議デモ、ブラジルにおけるルラ大統領の試み、パリの郊外(バンリュー)からフランス全土に広がった叛乱、不安定労働者たちによる自律的なデモ行進......。

1989年以降、およそ15年の間に世界中で起きた出来事を分析し、そこに、未来への道を切り開く「新たなる創造性」を見出す。

コミュニズムの予兆を探る、ネグリ待望の新刊!

著者について
●[著者]
アントニオ・ネグリ(Antonio Negri)
1933年生まれ。元パドヴァ大学社会科学研究所教授。70年代にはアウトノミア運動の中心人物となる。79年、テロ事件にかかわった容疑により逮捕・投獄されるが、フランスに亡命。現在は、完全に自由の身となり、研究・著述を続けている。主な著書に『マルチチュード(上)(下)』(NHKブックス)など多数。

●[編者]
ラフ・バルボラ・シェルジ(Raf Valvola Scelsi)
1957年、ミラノ生まれ。ベルガモ大学で教鞭をとるほか、出版業でも働いている。

●[訳者]
廣瀬 純(ひろせ・じゅん)
1971年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程(芸術学)修了。パリ第三大学映画視聴覚研究科DEA課程修了。現在、龍谷大学経営学部専任講師。専攻は、映画論、現代思想、仏西伊語圏地域研究。仏・映画批評誌『Vertigo』編集委員。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ネグリ,アントニオ
1933年生まれ。元パドヴァ大学政治社会科学研究所教授。70年代にはアウトノミア運動の中心人物となる。79年、テロ事件にかかわった容疑により逮捕・投獄されるが、フランスに亡命。現在は、完全に自由の身となり、研究・著述を続けている

廣瀬 純
1971年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程(芸術学)修了。パリ第三大学映画視聴覚研究科DEA課程修了。現在、龍谷大学経営学部専任講師。専攻は、映画論、現代思想、仏西伊語圏地域研究。仏・映画批評誌『Vertigo』編集委員

シェルジ,ラフ・バルボラ
1957年、ミラノ生まれ。ベルガモ大学で教鞭をとるほか、出版業でも働いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

V グローバル民主主義のさまざまな予兆
 第8章 アメリカン・ヘゲモニーの終焉――イラク戦争から考える
  アメリカによるクーデターの試み
  まやかしの平和主義
  ユニラテラルな秩序の崩壊
  「民主主義」輸出政策の限界
  敵は社会主義ではなくアメリカだ!
  アラブ社会主義はなぜ挫折したのか
  古典的帝国主義の挫折
  ブレア主義からは距離を置け!
 第9章 マドリード・コミューン――列車爆破事件から考える
  何がアスナール政権を覆したのか
  サバテーロ改革のポイント
  ポルノ解禁をめぐるサイクル
  「新しい左翼」の条件
  トップダウン式構造から参加型構造へ
  参加をめぐる問題点
  誰と、何について協定を結ぶべきか
  多元的ガヴァナンスは民主主義を崩壊させる?
  〈構成するプロセス〉の可能性
  いまこそ「〈共〉の銀行」を!
  階級概念をどう捉えるか
  〈闘〉を見極めるということ
 第10章 運動とともに行う統治――ブラジル・ルラ政権から考える
  人権問題とオルターグローバライゼーション運動
  〈南‐南〉関係の発見
  なぜ汚職が起こるのか
  生権力による社会的不平等
  政権と運動のラディカルな関係
  参加型統治からオープンソース・ムーブメントまで
  ブラジルにおける宗教と政治の関係
  「五月広場の母たち」の役割
  ピケテロス――近代とポスト近代をつなぐもの
 第11章 〈帝国〉貴族たちの思惑――ダヴォス会議から考える
  資本家たちの大いなる夢
  「資本のコミュニズム」とは何か
  なぜ「ダヴォス」が必要とされるのか
  資本家間の対立をめぐる変化
  〈帝国〉内部の勢力の編成変え
  ダヴォス会議への意見書
  変容に戸惑うグローバル貴族たち
  統治性をめぐるフーコーの洞察
  金融システムの予測不可能性
  イギリス空位時代との類似点
  生産主体としての大都市
  新たなるガヴァナンス――ラテンアメリカと中国
  認知労働の解放
  「集団」から〈共〉へ
  認知労働における搾取
  〈共〉的労働と〈公〉的労働構造の違い
 第12章 二一世紀、中国のゆくえ――天安門事件以降から考える
  中国大使館でのおかしな体験
  毛沢東の確信:「もうひとつの近代」は可能だ!
  革命への熱気
  中国共産党の二面性
  二〇〇八年以降の新たな局面とは
  『〈帝国〉』は中国でどう読まれたか
  リベラルな経済から生政治的経済へ
 第13章 宗教と政治の関係――イランの現在から考える
  イランの二つの側面
  比類なき若者の国
  コミュニズムへの接近
  神権政治大国アメリカ
  〈共〉は子どもから始まる
  宗教と科学の対立、再び
  内なる衝動こそ自由をもたらす

W 目覚めよコミュニズム
 第14章 プレカリアートは未来へ向かう――May Dayから考える
  五月一日午後のデモ行進
  変貌する搾取形態
  市民所得のラディカルな意味
  資本主義の英米モデルと仏独モデル
  ワーキングプアをどう捉えるか
  プレカリアートの闘争形態とは?
  福祉削減の二つの側面
  市民所得が大都市のあり方と結びつく
  セキュリティ都市から多極構造の都市へ
  「もうひとつの近代」はどこにあるのか
  すべてはバンリューの叛乱から始まった
  誰が運動を構築したのか
  「協働・超過の搾取」への闘争
  まっとうな〈生〉を認めろ――賃金要求を超えた蜂起
  ラップは叛乱のサウンドトラック
 第15章 統一ヨーロッパの役割――イタリアから考える
  ベルルスコーニの軌跡
  イタリアの疫病神
  かくも惨めなイタリア左翼
  反動化する左翼
  労働力の流動化プロセス
  「近代化」に大喜びのあげく「引きこもり」へ
  横行する密告制度
  時代が読めなかったクラクシ書記長
  憲法構造の抜本的改正を!
  多極主義の構築に向けて

おわりに
解説 闘争はすでに始まっている!
訳者あとがき クリエイティブに生きるために

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111126 REV:
非暴力平和隊・日本(Nonviolent Peaceforce Japan, NPJ) ◇エジプト・アラブ共和国 ◇イラク ◇グローバリゼーション ◇生‐政治・生‐権力(bio politics) ◇労働 ◇自由・自由主義 リベラリズム ◇経済(学) economics ◇貧困 ◇不登校/ひきこもり ◇Foucault, Michel  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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