『ドゥルーズと創造の哲学――この世界を抜け出て』
Hallward, Peter 2006 Out of the World: Deleuze and the Philosophy of Creation
=20100303 松本 潤一郎,青土社,429p.
last update:20120331
■Hallward, Peter 2006 Out of the World: Deleuze and the Philosophy of Creation
=20100303 松本 潤一郎 『ドゥルーズと創造の哲学――この世界を抜け出て』,青土社,429p. ISBN-10:4791765354 ISBN-13:978-4791765355 \3570 [amazon]/[kinokuniya] ※ p nf01 fm05 dg01
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
ジジェク、バディウなどにその才能を激賞された俊英が、ドゥルーズ哲学の「存在は創造性に等しい」という命題を徹底的読み解き、ドゥルーズの時代の終焉と、新時代の哲学の到来を告げる。誰もが待ち望んでいた挑戦的にして衝撃的な新しい時代の哲学の誕生。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ホルワード,ピーター
ミドルセックス大学教授。現代フランス哲学(サルトル、フーコー、ドゥルーズ、バディウ、ランシエール。現代の批判理論、政治哲学、ポストコロニアル理論)専攻
松本 潤一郎
フランス文学・哲学専攻、現代思想研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序説
第1章 創造の諸条件
T 一義性
U 接近
V 連続性
W 強度
X 階層
Y 潜在
Z 分離または減算
第2章 現働化した被造物、潜在的創造
T スピノザ
U ベルクソン
V 現働から潜在へ
W 出来事
X 共存
Y 脱現働
第3章 被造物という監禁状態
T 脱有機体
U 脱人間――ヒューム
V 脱人間――ニーチェ
W 脱人間――フーコー
X オイディプス
Y 表象
Z 超越論
[ 意味
第4章 創造的減法
T 二つの現働
U 二つの認識
V 反―実現
W 脱―被造
X 危険
Y 時間と歴史
第5章 媒介された創造――芸術と文学
T 芸術の三つの条件
U ベーコン
V 戦後映画
W プルースト
X 本質
第6章 媒介なき創造――哲学
T 規律訓練
U 絶対的肯定
V 概念
W 永劫回帰
X (非)関係
結論
日本語版に寄せて
註
訳者後記
略号一覧
参考文献
人名索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志