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『傲慢な援助』

Easterly, W. 2006 The White Man's Burden:Why the West's Efforts to Aid the Rest Have Done So Much Ill and So Little Good.
=20090917 小浜 裕久・織井 啓介・冨田 陽子 訳,東洋経済新報社, 488p.



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■Easterly, W. 2006 The White Man's Burden:Why the West's Efforts to Aid the Rest Have Done So Much Ill and So Little Good.=20090917 小浜 裕久・織井 啓介・冨田 陽子 訳 『傲慢な援助』,東洋経済新報社,488p ISBN-10: 4492443606 ISBN-13: 97844924433606 東洋経済新報社 3570 [amazon][kinokuniya] ※

■内容(amzonco.jp より)
「援助はなぜ、貧しい国の人々を幸せにすることに失敗し続けてきたのか?」

ここに2種類の「貧困の悲劇」がある。
1つ目は、貧困が人々を苦しめているという悲劇。
2つ目は、莫大な援助をつぎ込みながらも、それでも貧困はなくなっていないという悲劇。
いったいどのようにしたら、貧しい国の人たちを幸せにすることができるのか。
援助を増やせばいいのか、援助のやり方を変えないと駄目なのか。
本書は、善意にあふれた先進国からの援助のうち、たった数パーセントしか本当に必要な人に届いておらず、これまで経済成長に成功してきた国は、援助をそれほど受け入れてはいない国である、という現実をまず冷静に分析する。そのうえで、本当に有効な援助とは何か、どんな援助のやり方が、本当にそれを欲している人々のもとに届けることができるのかについて、これまでの援助のやり方とは異なる援助を提案する、いわば、論争の書である。
経済発展とは自助努力であり、援助はそれを側面支援する、という意味で、著者は援助は必要だと考えている。だが、先進社会にいる官僚が「貧困を一挙に解消する」などというビッグプランを立ててもうまくいかないと主張する。そうではなく、本当に援助を必要としている人々の近くにいて、常に彼らの声を聞き、需要を探し出し、うまくいくやり方を見つけ出すのに長けている人たち、そう、まさにマーケット・リサーチャーのような人たちこそが、マラリア汚染地域に住む子どもたちにマラリアによる死亡を半減させる1つ数セントの薬を、確実に届けることができるのだ。
2つ目の悲劇がなくなれば、私たち先進国の援助は、確実に、第1の悲劇をも救うことができるだろう。

■内容(「BOOK」データベースより)
 本書は、善意にあふれた先進国からの援助のうち、たった数パーセントしか本当に必要な人に届いておらず、これまで経済成長に成功してきた国は、援助をそれほど受け入れてはいない国である、という現実をまず冷静に分析する。そのうえで、本当に有効な援助とは何か、どんな援助のやり方が、本当にそれを欲している人々のもとに届けることができるのかについて、これまでの援助のやり方とは異なる援助を提案する、いわば、論争の書である。

■目次

第1章 「プランナー(Planners)」対「サーチャー(Searchers)」

第1部 なぜプランナーによる援助は発展をもたらさないのか
第2章 ビッグ・プッシュの伝説
第3章 市場はプランニングできない
第4章 プランナーと悪漢

第2部 「白人の責務」を行動に移す
第5章 富者に市場あり、貧者に官僚あり
第6章 貧しい人々を救う
第7章 癒しの人―勝利と悲劇

第3部 白人の軍隊
第8章 植民地主義からポストモダン帝国主義へ
第9章 貧しい人々の社会に干渉する

第4部 未来 第10章 自分の国の経済発展は自前の発想で
第11章 欧米流援助の将来


*作成 永田 貴聖
UP:20100402 REV:2010
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