『美はなぜ乱調にあるのか――社会学的考察』
大澤 真幸 20051202 青土社,250p.
last update:20110827
■大澤 真幸 20051202 『美はなぜ乱調にあるのか――社会学的考察』,青土社,250p. ISBN-10:4791762444 ISBN-13:978-4791762446 \1995 [amazon]/[kinokuniya] ※ d00m d00a s
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
個人の孤独な作業とされる芸術は、根底に「他者」を抱えもっている。芸術の根源的社会性を明確にするとともに、この「他者」のありようが、どのように「近代」の変容を規定してきたかを厳密な論理でたどりなおす。現代日本をリードする社会学者による初の本格的芸術論。
内容(「MARC」データベースより)
個人の孤独な作業とされる芸術は、根底に「他者」を抱えもっている。芸術の根源的社会性を明確にするとともに、この「他者」のありようが、どのように「近代」の変容を規定してきたかを厳密な論理でたどりなおす芸術論。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大澤 真幸
1958年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科助教授(比較社会学・社会システム論)。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序 美における乱調――芸術と社会学
T 視覚の近代史
〈精神=身体〉のパースペクティヴ
二人の天使――『複製技術時代の芸術』再論
工芸的な過剰としての美術
闇――描くことの条件
U 映画と連帯主義の逆説
連帯と愛の特異な可能性――ロブ・ニルソン
私は私ではない――ジョン・カサヴェテス
Ghost in the Patlabor――押井守
V 音楽と合理主義の逆説
突然の転調――モーツァルトの弦楽五重奏曲ト短調
合理化の反転像としての現代音楽
W スポーツと資本主義の逆説
サッカーと資本主義
イチローの三振する技術
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志